はじまりは睡眠障害(回顧録1 2022年の夏~冬) | 夫が前頭側頭型認知症になりました

夫が前頭側頭型認知症になりました

2023年12月に夫が67歳で「前頭側頭型認知症」と診断されました。
現在進行形の介護をブログにしていきます。

最初に「最近なんか変だな、歳のせいかな」と思ったのは、

2022年の夏~冬頃だった。

 

その年の6月、主人の母(90歳)が、アルツハイマー型認知症と診断され施設に入った。

義母の入所前、主人は週に2回くらい身の回りの世話をしに行ってたが、入所により行く必要がなくなり、外出をしなくなっていた。

それが原因がどうかは分からないが、寝るのが朝の5時、6時なのに2~3時間で起きる、起きたあとはリビングでボーっとテレビを見ているかうたた寝をする、というのが増えてきた。

 

その一年前から私はフルリモートの会社に勤めており、寝室にデスクを置いて仕事をしていた。

近くにベッドがあるため、PCの画面がまぶしいかな、WEB会議の声がうるさいかな、と気にしつつも、意外と主人は寝たら起きない人なので特に支障はなかったのだが、

2022年の初夏くらいから2~3時間で起きてしまうようになったのだ。

 

カーテンを遮光のものに変えたり、PCの光度を落としたり、キーボードを静音のものに変えたり、WEB会議のときはリビングに移動したりしたがダメだった。

 

睡眠障害なのかな、と思いつつも、「眠ければ勝手に寝るだろうし」「そのうち落ち着くでしょ」とこのときはまだのんびり構えていた。

 

思った通り秋の気配を感じる頃には、しっかりと8時間寝るようになった。

寝るのは相変わらず朝ではあるが、早ければ3時か4時、遅くても5時くらいにはベッドに入っていたように思う。

 

しかしこの頃から、録画したドラマを何度も何度も繰り返し観たり、

同じ話を何度もしたり、いつも手伝ってくれていた食器洗いをしなくなった。

 

外にも出ず、一日中家テレビを見ているか、iPadでゲームをしてるようになった。

 

今になって思うと、これが症状の出始めだったのかも知れない。