日本代表がロシアワールドカップでグループリーグを突破
2大会ぶりにラウンド16に駒を進めました!
おめでとうニッポン!
戦前の予想を覆し、オール格上のリーグを突破するなんてーやんややんや…
とは
巷ではあまりなっていないようですね。
賛否両論、むしろ批判的な意見が多いように感じます。
今回は、本来の目的を大幅に逸脱してこの件に関して綴りたいと思います。
状況説明から
ロシアワールドカップ・グループリーグH第3戦
2戦目を終えた時点で日本とセネガルは勝ち点・得失点差・総得点で完全に並んでいました。
そして今大会から導入されたレギュレーション・フェアープレーポイント、つまり警告・退場を受けた数の少なさに於いて日本は僅かにセネガルを上回り、グループリーグ首位にいました。
この時点で日本は、ポーランドとの第3戦を勝つか引き分けるかで自力突破が決まる状況。
ただしポーランドに敗れた場合、もう1つの試合・コロンビア対セネガルの得失点差を含めた試合結果によって突破か敗退が決まるという複雑な状況に陥ります。
この段階で言っておきたいのは
グループリーグの第3戦、これは他の大会でも基本的にそうなのですが、グループリーグの最終試合は同グループ内は同時刻キックオフというレギュレーションだという事です。
これは試合時間をずらして始めた場合、後で始めた試合のチームの方が1位突破か2位突破を選べる可能性が高くなってしまって不平等が生じるからなんですね。
例えば今回のケースだと
コロンビア対セネガルの試合が先に行われていて、セネガルが勝った場合
日本は戦う前にグループリーグ突破が決まり、「実力以外の部分」で選手を休ませるなどの調整が出来てしまうからです。
決勝トーナメントで当たる相手はたまったもんじゃありませんから。
さて実際どんな試合推移だったかと言うと…
ご存知の通り
後半30分に失点を喫した日本でしたが、セネガルもコロンビアに点を奪われ
僅かイエローカード2枚分上回った事を受けて
残り時間を全て「リスクをかけずボール回しをする」作戦に切り替えました。
これが、2試合で既に敗退が決まっていたポーランドの「せめて1勝」と言う、この試合における目標達成との利害が一致。
攻めないボール回しを数分間披露するに至りました。
これを「無気力試合」として
現場に訪れた観客からは大ブーイング
世界各国どころか一部の日本人からも不満が噴出する結果となりました。
ちなみに私は
「ボールを回して試合を終わらせる日本」と「もう追わないポーランド」の状況が確定した時点で、チャンネルをセネガル対コロンビアに切り替えました。
日本の決勝トーナメント進出は、こっちの試合に懸けられたからです。
日本対ポーランドとは打って変わって、一点取れば突破出来るセネガルとコロンビアの試合のラスト数分間は非常にテンションの高いものでした。
「セネガル同点弾あるかもしれない…」
日本以外の代表戦でこんなにドキドキ試合を観るのは珍しいのですが
試合終了の笛が鳴って日本の決勝トーナメント進出が決まった瞬間はホッとしました。
そしてそのまま試合のハイライトを見てゾッとしました。
これまたご存知の方も多いかと思いますが、どちらかと言うと全体的にセネガルが優位に試合を進めており、決定的なシーンも何度かあったからです。
まさに薄氷の突破でした。
さてさて本題です。
そんな事を踏まえて、今回の論争についてですが
「茶番だ」という批判もあります。
一方で「勝負なんだから当然だ」という人もいます。
どっちが正解という事もないでしょう。
事実、私自身も非常に複雑な心境です。
それは私が
「いちサッカーファン」であり
「日本代表のサポーター」であり
「サッカー関係者」である
という大きく3つの立場によって見方が異なるからだと思います。
私はサッカーファンです。
欧州サッカーの動向なんかは普段からチェックしていますし、試合も出来る限りテレビ観戦します。Jリーグも特に応援しているチームはありませんが、タイミングが合えばスタジアムまで足を運んで観戦することもあります。
そんな私にとってワールドカップは夢の舞台です。
私自身がサッカー経験者ということもありますが、4年に1度、世界トップレベルの試合を見られる喜びがあります。
そう
何故寝不足になってまでも観るかと言うと
レベルがめちゃくちゃ高いからです。
その観点でいくと、ポーランド戦は非常につまらない試合だったと思います。
そもそもグループステージ敗退が決まったポーランドのクオリティーは、彼等の本来の力には遠く及ばないものでした。
一方の日本代表も、トップパフォーマンスとは呼べないものでした。
負けてもグループステージ突破の可能性がある事と、ポーランドのモチベーションを考えた時に
ターンオーバー制を敷くということは監督判断として特別悪いものではないと思います。
しかし第1戦・第2戦と、激戦をくぐり抜けてきたメンバーから見ると
少し頼りなく感じました。
何より、フォーメーションが変わっているのは解せません。
監督解任のドタバタから2ヶ月しかない状況で、複数のフォーメーションをワールドカップで戦えるレベルまで成熟させるの、物理的に難しいように感じます。
事実、試合のクオリティーは非常に低かったと言わざるを得ません。
その点が最も残念でした。
個人的には、終了間際の時間稼ぎは、そのロークオリティーゲームのただの味付けに過ぎないと感じています。
私はもしあのまま0-0のドロー勝ち抜けでも、同じくらい釈然としないかもしれません。
ただ逆に言うと、あのような時間稼ぎはそれぐらいサッカーでは「選択肢として普通に存在する戦術」だと言う事です。
たまたま今回は、ポーランドが「別に時間を稼いでもらって構わない」相手だったからあからさまになってしまいましたが、これもサッカーの一部だと言えます。
ちなみに
「海外メディアは日本を痛烈に批判をしている」と報道されていますが、何かを批判する時に過激な言葉を選択するのは海外では日常です。
これで次の試合で勝ったら「痛烈な批判を強靭な侍スピリットで跳ね返した」などと書きそうなものです。(そう簡単にいかなそうな相手ですが)
ただ私が心配なのは「ニワカファンをニワカファンにしてしまう事」です。
ニワカファンを否定しているわけではありません。そういった人達が代表を支えている部分も事実ですから。
それでも、ニワカファンの一過性よりは継続的に応援してくれるファンの方がサッカー界にとって有難い存在なわけで
「興味を如何に本物に出来るか」が重要だと思うんですね。
日本は海外に比べてサッカー文化が根付いていない→サッカー人口が増えない→レベルの高い選手が出てこない→代表が強くならないので
ワールドカップはそのまたとないセール期間だと思うんです。
実際、「普段どこに隠れていたんだ」と思うようなファンが、コロンビア戦の勝利、セネガル戦の引き分けと進むに連れて増えてきていました。
勿論私の周りにもニワカの人はいます。
そして往々にして
「サッカーの時間稼ぎは好きになれない」
と言われます。
なるほど。
私はプレイヤーでもあるので、時間稼ぎほど大変な戦術はないと思っています。
ゴールを目指すのではなく、このまま試合終了を目指すのです。
「試合を終わらせる」という表現をします。
サッカーに於いて、ゴールを奪いにいく事は大きなリスクを伴います。
ゴールの確率を上げたければ、相手よりも多くの人員を攻撃に割く必要がありますし、イコール守備の人員を減らすことになるからです。
例えばドーハの悲劇なんかはその典型例です。
気温40度、まさに今回の試合と同じようなピッチ条件の中で戦っていた日本代表は、体力的に限界の中、不用意に攻めに出たところで、カウンターを喰らい同点ゴールを奪われました。
そう。
時間稼ぎをする必要のある時間帯というのは体力的にも辛い時間帯なので、往々にしてミスが起こりやすい時間帯でもあるのです。
さらに言うと、この時間帯は相手も辛いので、ボールの奪い方も雑になってくる、つまりラフプレーが増えてくるので怪我にも気をつけなければなりません。
何が言いたいかと言うと…
時間稼ぎはめちゃくちゃ大変なんだぜ!!!!
って事です。
さらに言うと
時間稼ぎは、基本的に真剣勝負の場でしか見る事が出来ません。
国内ではJリーグでもよく観られる光景ですが
一般の方々が観ると言うと恐らく代表戦くらいだと思われますが、日本でやる代表戦と言うのはその殆どがテストマッチ。
時間稼ぎをしなければならない場面に出くわす事自体が少ないと言えます 。
なので、あまり普段からサッカーをご覧にならない方からすると「何それ?」となるかもしれませんが
サッカー的に言うと、ままある戦略なんです。
付け加えるならば、サッカーの強豪国であるブラジルやスペインは「試合の終わらせ方」も本当に上手いです。
のらりくらりとボールを回し始めたと思って相手が奪いにいくと、出てきたところを狙って空いた裏のスペースを突いてきたり
大変だ!攻めてきたぞ!と皆でゴールを守りに行くと、「やっぱやーめたっ!」という声が聞こえてきそうなスローダウン。
だから応援が必要なんですよ。
「サッカーってさー時間稼ぎとかするじゃーん。あれ冷めるよねー」
「負けているのに最後まで攻めないなんてスポーツマンシップとしてどうなのか」
と言っているあなたの応援が必要なんです。
先にも述べた通り
代表の強化は、代表選手だけ強化すれば強くなるものではありません。
支えるサポーターの裾野が広くないと山は高く積み上がりませんので。
サッカーではファンのことをサポーターと言います。
選手達はインタビューで口々に言います。
「応援してくれるサポーターのお陰です」
決して建て前ではないと思います。
プロレベルの試合では1人1試合平均で12キロも走ります。
サッカーに於いて「ファン」は直接支えてくれるだけでなく育ててくれる存在
まさに「サポーター」なんです。
だから「あんな試合カッコ悪いよ!」というサポーターも必要なんです。
「つまらない試合だったから」サッカーに失望するのではなく
「つまらない試合だったから」日本のサッカーをもっと良くしていかないといけないんです!
末席ではありますが、サッカーに携わる身として
今回の突破は悔しいです。
実力で勝ち抜けられなかった、実力の無さを思い知らされた事が悔しいです。
恐らく選手達はその何倍も悔しい事でしょう。
まとまらなくなってきたので無理矢理まとめます。
今回の時間稼ぎは残念です。
それはサッカーがつまらなくなった事もありますが、まだまだ日本が弱者の戦略を取らざるを得なかったことが非常に残念です。
それでも突破したした事には変わりないですし、第3戦を負けても突破出来る状況になるなんて
大会前の下馬評を考えたら、誰が信じられたでしょうか。
サッカーは番狂わせ・ジャイアントキリングが起こりやすいスポーツなんです。
だからこそ戦前の予想通り強いチームというのはより尊敬に値しますし、前評判が低いからと言って諦めるような事も無いのです。
今回のワールドカップはその辺が非常に面白いです。
イタリア・オランダ・コートジボワールの予選敗退、相変わらず強いブラジル、前回王者ドイツの凋落、アジア勢の活躍など
観ていて勇気を貰い、心踊らせ、考えさせられ、気を引き締められる思いになります。
だからサッカーは素晴らしいと思うのです。
良きも悪しきもですが、こんなに人々の心を動かすスポーツは他にありません。
私がサッカーを始めたのはたまたまですが
たまたま巡り会えたスポーツがサッカーで良かったと思っています。
2大会ぶりにラウンド16に駒を進めました!
おめでとうニッポン!
戦前の予想を覆し、オール格上のリーグを突破するなんてーやんややんや…
とは
巷ではあまりなっていないようですね。
賛否両論、むしろ批判的な意見が多いように感じます。
今回は、本来の目的を大幅に逸脱してこの件に関して綴りたいと思います。
状況説明から
ロシアワールドカップ・グループリーグH第3戦
2戦目を終えた時点で日本とセネガルは勝ち点・得失点差・総得点で完全に並んでいました。
そして今大会から導入されたレギュレーション・フェアープレーポイント、つまり警告・退場を受けた数の少なさに於いて日本は僅かにセネガルを上回り、グループリーグ首位にいました。
この時点で日本は、ポーランドとの第3戦を勝つか引き分けるかで自力突破が決まる状況。
ただしポーランドに敗れた場合、もう1つの試合・コロンビア対セネガルの得失点差を含めた試合結果によって突破か敗退が決まるという複雑な状況に陥ります。
この段階で言っておきたいのは
グループリーグの第3戦、これは他の大会でも基本的にそうなのですが、グループリーグの最終試合は同グループ内は同時刻キックオフというレギュレーションだという事です。
これは試合時間をずらして始めた場合、後で始めた試合のチームの方が1位突破か2位突破を選べる可能性が高くなってしまって不平等が生じるからなんですね。
例えば今回のケースだと
コロンビア対セネガルの試合が先に行われていて、セネガルが勝った場合
日本は戦う前にグループリーグ突破が決まり、「実力以外の部分」で選手を休ませるなどの調整が出来てしまうからです。
決勝トーナメントで当たる相手はたまったもんじゃありませんから。
さて実際どんな試合推移だったかと言うと…
ご存知の通り
後半30分に失点を喫した日本でしたが、セネガルもコロンビアに点を奪われ
僅かイエローカード2枚分上回った事を受けて
残り時間を全て「リスクをかけずボール回しをする」作戦に切り替えました。
これが、2試合で既に敗退が決まっていたポーランドの「せめて1勝」と言う、この試合における目標達成との利害が一致。
攻めないボール回しを数分間披露するに至りました。
これを「無気力試合」として
現場に訪れた観客からは大ブーイング
世界各国どころか一部の日本人からも不満が噴出する結果となりました。
ちなみに私は
「ボールを回して試合を終わらせる日本」と「もう追わないポーランド」の状況が確定した時点で、チャンネルをセネガル対コロンビアに切り替えました。
日本の決勝トーナメント進出は、こっちの試合に懸けられたからです。
日本対ポーランドとは打って変わって、一点取れば突破出来るセネガルとコロンビアの試合のラスト数分間は非常にテンションの高いものでした。
「セネガル同点弾あるかもしれない…」
日本以外の代表戦でこんなにドキドキ試合を観るのは珍しいのですが
試合終了の笛が鳴って日本の決勝トーナメント進出が決まった瞬間はホッとしました。
そしてそのまま試合のハイライトを見てゾッとしました。
これまたご存知の方も多いかと思いますが、どちらかと言うと全体的にセネガルが優位に試合を進めており、決定的なシーンも何度かあったからです。
まさに薄氷の突破でした。
さてさて本題です。
そんな事を踏まえて、今回の論争についてですが
「茶番だ」という批判もあります。
一方で「勝負なんだから当然だ」という人もいます。
どっちが正解という事もないでしょう。
事実、私自身も非常に複雑な心境です。
それは私が
「いちサッカーファン」であり
「日本代表のサポーター」であり
「サッカー関係者」である
という大きく3つの立場によって見方が異なるからだと思います。
私はサッカーファンです。
欧州サッカーの動向なんかは普段からチェックしていますし、試合も出来る限りテレビ観戦します。Jリーグも特に応援しているチームはありませんが、タイミングが合えばスタジアムまで足を運んで観戦することもあります。
そんな私にとってワールドカップは夢の舞台です。
私自身がサッカー経験者ということもありますが、4年に1度、世界トップレベルの試合を見られる喜びがあります。
そう
何故寝不足になってまでも観るかと言うと
レベルがめちゃくちゃ高いからです。
その観点でいくと、ポーランド戦は非常につまらない試合だったと思います。
そもそもグループステージ敗退が決まったポーランドのクオリティーは、彼等の本来の力には遠く及ばないものでした。
一方の日本代表も、トップパフォーマンスとは呼べないものでした。
負けてもグループステージ突破の可能性がある事と、ポーランドのモチベーションを考えた時に
ターンオーバー制を敷くということは監督判断として特別悪いものではないと思います。
しかし第1戦・第2戦と、激戦をくぐり抜けてきたメンバーから見ると
少し頼りなく感じました。
何より、フォーメーションが変わっているのは解せません。
監督解任のドタバタから2ヶ月しかない状況で、複数のフォーメーションをワールドカップで戦えるレベルまで成熟させるの、物理的に難しいように感じます。
事実、試合のクオリティーは非常に低かったと言わざるを得ません。
その点が最も残念でした。
個人的には、終了間際の時間稼ぎは、そのロークオリティーゲームのただの味付けに過ぎないと感じています。
私はもしあのまま0-0のドロー勝ち抜けでも、同じくらい釈然としないかもしれません。
ただ逆に言うと、あのような時間稼ぎはそれぐらいサッカーでは「選択肢として普通に存在する戦術」だと言う事です。
たまたま今回は、ポーランドが「別に時間を稼いでもらって構わない」相手だったからあからさまになってしまいましたが、これもサッカーの一部だと言えます。
ちなみに
「海外メディアは日本を痛烈に批判をしている」と報道されていますが、何かを批判する時に過激な言葉を選択するのは海外では日常です。
これで次の試合で勝ったら「痛烈な批判を強靭な侍スピリットで跳ね返した」などと書きそうなものです。(そう簡単にいかなそうな相手ですが)
ただ私が心配なのは「ニワカファンをニワカファンにしてしまう事」です。
ニワカファンを否定しているわけではありません。そういった人達が代表を支えている部分も事実ですから。
それでも、ニワカファンの一過性よりは継続的に応援してくれるファンの方がサッカー界にとって有難い存在なわけで
「興味を如何に本物に出来るか」が重要だと思うんですね。
日本は海外に比べてサッカー文化が根付いていない→サッカー人口が増えない→レベルの高い選手が出てこない→代表が強くならないので
ワールドカップはそのまたとないセール期間だと思うんです。
実際、「普段どこに隠れていたんだ」と思うようなファンが、コロンビア戦の勝利、セネガル戦の引き分けと進むに連れて増えてきていました。
勿論私の周りにもニワカの人はいます。
そして往々にして
「サッカーの時間稼ぎは好きになれない」
と言われます。
なるほど。
私はプレイヤーでもあるので、時間稼ぎほど大変な戦術はないと思っています。
ゴールを目指すのではなく、このまま試合終了を目指すのです。
「試合を終わらせる」という表現をします。
サッカーに於いて、ゴールを奪いにいく事は大きなリスクを伴います。
ゴールの確率を上げたければ、相手よりも多くの人員を攻撃に割く必要がありますし、イコール守備の人員を減らすことになるからです。
例えばドーハの悲劇なんかはその典型例です。
気温40度、まさに今回の試合と同じようなピッチ条件の中で戦っていた日本代表は、体力的に限界の中、不用意に攻めに出たところで、カウンターを喰らい同点ゴールを奪われました。
そう。
時間稼ぎをする必要のある時間帯というのは体力的にも辛い時間帯なので、往々にしてミスが起こりやすい時間帯でもあるのです。
さらに言うと、この時間帯は相手も辛いので、ボールの奪い方も雑になってくる、つまりラフプレーが増えてくるので怪我にも気をつけなければなりません。
何が言いたいかと言うと…
時間稼ぎはめちゃくちゃ大変なんだぜ!!!!
って事です。
さらに言うと
時間稼ぎは、基本的に真剣勝負の場でしか見る事が出来ません。
国内ではJリーグでもよく観られる光景ですが
一般の方々が観ると言うと恐らく代表戦くらいだと思われますが、日本でやる代表戦と言うのはその殆どがテストマッチ。
時間稼ぎをしなければならない場面に出くわす事自体が少ないと言えます 。
なので、あまり普段からサッカーをご覧にならない方からすると「何それ?」となるかもしれませんが
サッカー的に言うと、ままある戦略なんです。
付け加えるならば、サッカーの強豪国であるブラジルやスペインは「試合の終わらせ方」も本当に上手いです。
のらりくらりとボールを回し始めたと思って相手が奪いにいくと、出てきたところを狙って空いた裏のスペースを突いてきたり
大変だ!攻めてきたぞ!と皆でゴールを守りに行くと、「やっぱやーめたっ!」という声が聞こえてきそうなスローダウン。
蝶のように舞い、蜂のように刺してくると見せかけてまた舞うのです。
柔道で言う、掛け逃げの反則を取られない程度に、また消極的姿勢の指導を受けないように時間を経過させるような老練なテクニックです。
相手からするとイライラマックスです。怒りに任せて無理矢理ボールを奪おうとしてレッドカードを喰らうのもよくある光景。
見事術中にハマり、試合が終わってしまうのです。
そういった意味でも今回のは、なかなか不恰好だったと言うよりは
まだまだ世界の強豪と比べると試合の終わらせ方が上手くないと評価出来るでしょう。
ただし、そんなサッカー側の事情は
「普段サッカーは観ないけど、なんだか日本代表がワールドカップで頑張っているみたいだから観てみようかな」という人にとっては
知ったこっちゃない
話かと思います。
せっかく観たのに、負けてるのに攻めないなんてなんだよ!という意見はごもっともです。
実際私も、その瞬間には「うわっ、マジか…」と思いましたし…
突破と引き換えにファンが減るんじゃないかとも危惧したのも事実。
でも
その事に対して私は
「いやいやサッカーではよくある事だろ。普段から見てない人がギャーギャー批判するな」とか
「勝負の世界なんだから当然だろ。突破した事をもっと喜べよ」とかは
全く思わないです。
それよりも
「お前何様やねん」という意見が来そうですが…
「申し訳ない」
と思ってます。
すみません。
日本はまだサッカー弱小国なんです。
そりゃ良いですよ、攻めて勝って突破した方が、気持ち良いですよ。
けどもし日本が攻めに出て、敗退が決定しているとは言え強豪国ポーランドの牙城を崩せるのか
はたまたギリギリ面目を保つ為の勝ち点3を脅かされる事になればエース・レヴァンドフスキを中心としたカウンターがあり、それに耐え得る力があるのか
を天秤に掛けて
より可能性が高いのは「攻めない。カードを貰わない」だと西野監督は判断したのです。
他力本願だと言う指摘がありますが、その通りです。
コロンビアの力を借りないとグループリーグ突破出来なかったわけです。
まだ日本は実力で圧倒して勝てるレベルには到達していません。
主力を休ませたとは言え、敗退の決まっているポーランドに失点を喫するというのはそういう事なのです。
小手先でその戦略を採った採らないという話ではないという事です。
でもですよ、、、
相手からするとイライラマックスです。怒りに任せて無理矢理ボールを奪おうとしてレッドカードを喰らうのもよくある光景。
見事術中にハマり、試合が終わってしまうのです。
そういった意味でも今回のは、なかなか不恰好だったと言うよりは
まだまだ世界の強豪と比べると試合の終わらせ方が上手くないと評価出来るでしょう。
ただし、そんなサッカー側の事情は
「普段サッカーは観ないけど、なんだか日本代表がワールドカップで頑張っているみたいだから観てみようかな」という人にとっては
知ったこっちゃない
話かと思います。
せっかく観たのに、負けてるのに攻めないなんてなんだよ!という意見はごもっともです。
実際私も、その瞬間には「うわっ、マジか…」と思いましたし…
突破と引き換えにファンが減るんじゃないかとも危惧したのも事実。
でも
その事に対して私は
「いやいやサッカーではよくある事だろ。普段から見てない人がギャーギャー批判するな」とか
「勝負の世界なんだから当然だろ。突破した事をもっと喜べよ」とかは
全く思わないです。
それよりも
「お前何様やねん」という意見が来そうですが…
「申し訳ない」
と思ってます。
すみません。
日本はまだサッカー弱小国なんです。
そりゃ良いですよ、攻めて勝って突破した方が、気持ち良いですよ。
けどもし日本が攻めに出て、敗退が決定しているとは言え強豪国ポーランドの牙城を崩せるのか
はたまたギリギリ面目を保つ為の勝ち点3を脅かされる事になればエース・レヴァンドフスキを中心としたカウンターがあり、それに耐え得る力があるのか
を天秤に掛けて
より可能性が高いのは「攻めない。カードを貰わない」だと西野監督は判断したのです。
他力本願だと言う指摘がありますが、その通りです。
コロンビアの力を借りないとグループリーグ突破出来なかったわけです。
まだ日本は実力で圧倒して勝てるレベルには到達していません。
主力を休ませたとは言え、敗退の決まっているポーランドに失点を喫するというのはそういう事なのです。
小手先でその戦略を採った採らないという話ではないという事です。
でもですよ、、、
だから応援が必要なんですよ。
「サッカーってさー時間稼ぎとかするじゃーん。あれ冷めるよねー」
「負けているのに最後まで攻めないなんてスポーツマンシップとしてどうなのか」
と言っているあなたの応援が必要なんです。
先にも述べた通り
代表の強化は、代表選手だけ強化すれば強くなるものではありません。
支えるサポーターの裾野が広くないと山は高く積み上がりませんので。
サッカーではファンのことをサポーターと言います。
選手達はインタビューで口々に言います。
「応援してくれるサポーターのお陰です」
決して建て前ではないと思います。
プロレベルの試合では1人1試合平均で12キロも走ります。
ジョギングじゃないですよ。スプリントする事もありますし、相手と競り合いながら走るんですよ。
苦しい時間帯にサポーターの応援は本当に力になります。
私レベルの試合では、家族や知り合いぐらいしか応援してくれる人はいませんが、それでもいるのといないのとでは気合が違います。
数万の応援など想像もつきません。
さらに言うと、批判する事もサポーターの仕事なんです。
海外では、良いプレーには敵味方問わず拍手が送られますし
逆に悪いプレー、例えば緩慢なプレー・それこそ無気力試合などには味方であっても容赦なくブーイングを浴びせます。
サポーターに「選手を育てる」という意識があるからだと言われています。
かの中村俊輔選手もサポーターの応援によって「あっこれは良いんだ・ダメなんだ」という事を学んだと言います。
例えば中村俊輔選手のように攻撃的なテクニシャンタイプの選手が、身体を張ってスライディングをするプレーに
当時のセルティックパークのサポーター達はスタンディングオベーションして讃えたそうです。
苦しい時間帯にサポーターの応援は本当に力になります。
私レベルの試合では、家族や知り合いぐらいしか応援してくれる人はいませんが、それでもいるのといないのとでは気合が違います。
数万の応援など想像もつきません。
さらに言うと、批判する事もサポーターの仕事なんです。
海外では、良いプレーには敵味方問わず拍手が送られますし
逆に悪いプレー、例えば緩慢なプレー・それこそ無気力試合などには味方であっても容赦なくブーイングを浴びせます。
サポーターに「選手を育てる」という意識があるからだと言われています。
かの中村俊輔選手もサポーターの応援によって「あっこれは良いんだ・ダメなんだ」という事を学んだと言います。
例えば中村俊輔選手のように攻撃的なテクニシャンタイプの選手が、身体を張ってスライディングをするプレーに
当時のセルティックパークのサポーター達はスタンディングオベーションして讃えたそうです。
そうやってサポーターは、選手を育てていくんです。
サッカーに於いて「ファン」は直接支えてくれるだけでなく育ててくれる存在
まさに「サポーター」なんです。
だから「あんな試合カッコ悪いよ!」というサポーターも必要なんです。
「つまらない試合だったから」サッカーに失望するのではなく
「つまらない試合だったから」日本のサッカーをもっと良くしていかないといけないんです!
売れないアイドルみたいなものです。
お前誰やねん!!
という声が聞こえてきそうですが…
お前誰やねん!!
という声が聞こえてきそうですが…
末席ではありますが、サッカーに携わる身として
今回の突破は悔しいです。
実力で勝ち抜けられなかった、実力の無さを思い知らされた事が悔しいです。
恐らく選手達はその何倍も悔しい事でしょう。
まとまらなくなってきたので無理矢理まとめます。
今回の時間稼ぎは残念です。
それはサッカーがつまらなくなった事もありますが、まだまだ日本が弱者の戦略を取らざるを得なかったことが非常に残念です。
それでも突破したした事には変わりないですし、第3戦を負けても突破出来る状況になるなんて
大会前の下馬評を考えたら、誰が信じられたでしょうか。
サッカーは番狂わせ・ジャイアントキリングが起こりやすいスポーツなんです。
だからこそ戦前の予想通り強いチームというのはより尊敬に値しますし、前評判が低いからと言って諦めるような事も無いのです。
今回のワールドカップはその辺が非常に面白いです。
イタリア・オランダ・コートジボワールの予選敗退、相変わらず強いブラジル、前回王者ドイツの凋落、アジア勢の活躍など
観ていて勇気を貰い、心踊らせ、考えさせられ、気を引き締められる思いになります。
だからサッカーは素晴らしいと思うのです。
良きも悪しきもですが、こんなに人々の心を動かすスポーツは他にありません。
私がサッカーを始めたのはたまたまですが
たまたま巡り会えたスポーツがサッカーで良かったと思っています。
とか何とか言いながら
私はベルギー優勝予想をしておりまして…
複雑な気分です。
いえ
勿論日本を応援します
叩かれっぱなしじゃ悔しいですからね。
批判は覚悟の上の決断だったと思いますが、ルール上なんら問題無い戦術でこんなに言われる筋合いも無い!
頑張れニッポン!!