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hana.結婚生活。

結婚生活3年目。
同い年の旦那は転勤族。
アパートで暮らしながら、のんびりまったり二人の生活を満喫中。

前回の続き。



震える手で妊娠検査薬を手にした。

尿をかけて、一瞬真っ白になり”またか・・・”と思った瞬間、

ハッキリとした陽性ラインが出た。


息を呑んだ。

手はさらに震えた。


一年ほど前に、科学流産を経験した際に薄い線をみたことはあったが、

これだけくっきりとした線を見たのは初めてだった。


実感が湧いてくると、涙がとまらなくて、嗚咽がでた。

狭いトイレの中でわんわん泣いた。

嬉しいとか、幸せとかそういう明確な感情を感じるより前に、

さっきまでの極度の緊張が解けたからだったと思う。


その声はリビングにいた旦那にも聞こえたようで、

「だいじょうか!?」とドアの外から声を掛けてきた。

後から聞いたところ、今回もダメだったんだと思ったそうだ。

慰めなくては、そう思って旦那はずっとドアの外で話しかけた。


私はズボンもパンツも下ろしたままの

あわれもない格好でなきじゃくりながらドアを開けて、

「妊娠したーーー!!これーーーみてーーーーしょぼん


妊娠検査薬の二本の線をみても、なんのことかわからない旦那だったけど、

「これって妊娠してるってことなの?」

確認してしばらくしてから、旦那もにっこり微笑んだ。

「良かったね、ずっとずっと赤ちゃんほしかったんだもんね。

 そうか・・・俺もお父さんか」

そう言って、頭をなでてくれた・・・けど、あまりの格好で、

その後も、涙がずっと止まらなくて、わんわん泣き続ける私に、

旦那は困った顔して「落ち着こうかあせる」と諭していた。

あまりの泣きっぷりに、若干引いてたとおもうあせる




赤ちゃんがほしいと思い始めてから2年半ほど。

ずっとずっと待ち続けたこの瞬間は、

今までのどんな出来事よりも嬉しかった。


妊娠検査薬をずっと眺めていたいとリビングに持ち込んだ私に

夫はさらにドン引きしていた。