6月8日 翌日は帰国するため、ミュンヘン市内でゆっくりしようと思い、1972年オリンピックが開催された跡地オリンピック公園に行くことにしました。
290mの高さがあるオリンピック塔に上り、ミュンヘン市内を一望しようと思っていましたが、一時休業でした。
ここは、何十年も前、ミュンヘンに住んでいた時、何度かプールに来たことがあったので、オリンピックSwimmhalleを覗くと、昔と全く変わっていなくて、とても懐かしかったです。
そして、次は英国庭園に行こうと思い、駅に向かって歩いていると、BMW博物館があり、ここが本社なので、のぞいてみようと思い入ってみました。さすがBMW、男性しかも若者が多く、とても興味深そうにみていました。1階は車の展示場、2階は二輪車と螺旋形のような形のオープン駐車場になっています。未来の車がたくさん展示されている中で、片隅にテレビがあり、第二次世界大戦の頃のBMWが写っていました。
それは1955年イタリアのイソ・イセッタをBMWの二輪車Rー25の245ccエンジンを搭載してライセンス生産した車についてでした。この車は第二次世界大戦の時、東ドイツから逃げる市民をこの小さな車のトランクに隠して西ドイツまで連れてきて9人が無事に西ドイツに逃げることができたという映像が流されていました。
BMWがチョロQのようなミニミニ車を作っていたのがとても驚きでした。すごく可愛い車で、東ドイツ時代のトラバントも味があり、好きな車なのですが、この車も大好きになりました。この車の可愛いところはドアがフロントにあり、フロント部分を上に持ち上げて、運転席から前に出る感じがすごくいいです。調べたらクラシックカーとして日本にも何台か現役で走っているようです。
車にはさほど興味はないのですが、これは楽しかったです。
マクドナルドのMac Café のショーケース
朝メニューにチーズとベーコンをはさんだトースト(ホットサンドのこと)があり、2度ほどカプチーノとともにいただきました
駅から見えるBMW本社
オリンピック塔
オリンピック公園のスイミングプール
BMW博物館の入り口