6月6日午後 ノイシュバンシュタイン城の入場時間になりました。

内部は写真撮影は一切禁止なので、残念ながら思い出として残すことができません。

ヨーロッパの美術館はフラッシュさえ焚かなければ、写真撮影自由なのに。。。

残念😢

 

帰りは自由行動でガイドさんは徒歩で降りてきて欲しいらしく、馬車は待ち時間があるし…12名揃わないと出発しないし、

途中で馬の交代もあるかもしれないから、そうなると集合時間に間に合わなくなるので、できれば。。。。と言われて、

歩いて下山。とても急な坂をクネクネと曲がって、20分くらい歩いて下まで降りました。

これを徒歩で歩いて上がるということだったら上がれなかったことは確実でした。

 

山の麓の売店であまりにも喉が渇いたので何か飲もうと思ってみると、楽しそうな機械発見。

アイスクリームをUFOキャッチャーのように掴んで落としてくれる機械。早速してみました。

お金(2ユーロ50セント)を入れて番号を押すと、掴んで落としてくれました。

トルネードのようにフルーツが棒に絡み付いているキャンディで、ドイツらしく生のフルーツ果汁を使って作ったもので、酸っぱかったです。

 

その後、リンダホーフ城に向かう途中、オーバーアマガウという村を通過。この村は毎年「キリストの受難劇」をすることで有名です。

他にも、建物にグリム童話の絵が描かれていて、とても可愛らしい小さな村です。一番有名なのは「赤ずきんちゃん」が描かれている児童養護施設の建物らしいのですが、一瞬で通り過ぎてしまったため、写真に残せませんでした。

ガイドさんの説明では、この児童養護施設は貧困家庭でわけあり家庭の子供たちがたくさん暮らしているそうです。

 

リンダーホーフ城に着きました。

ルートビッヒ2世が建てた3つの城の中で唯一完成した城だそうです。ここの城はルートビッヒ1人だけのために建てたもので、客を招待することはなく、ここに滞在中はひっそりと暮らしていたようです。さらに、ルートビッヒはゲイで人間嫌いだったため、恋人もいなくて、食事も人に給仕されるのも拒んだため、1階で作った料理をテーブルごと用意し、2階の食堂へ舞台のせりのように持ち上げる「魔法の食卓」を使っていました。それを唯一、ここで見ることができます。

部屋は階段を取り巻いて、周りにつくられ、それぞれの部屋は豪華ですが小さく、ノイシュバンシュタイン城よりもお家らしく快適そうでした。

玄関ホールの中央にはルートビッヒが憧れていたフランスの太陽王ルイ14世の騎馬像が置かれ、天井は太陽が燦々と輝いている装飾が施されています。

城の前後には素敵な噴水があります。夏には噴水が上がり素敵な風景らしいのですが、まだ準備中で水も張っていませんでした。

さらに、城から少し離れた後ろの山にはワーグナーのオペラ「タンホイザー」の一場面を再現し、人工鍾乳洞の中の湖に貝の形の船を浮かべてある場所を作っていました。人工的な波が出たり、照明が自動的に変化したりと、当時の最新設備で作られていたそうです。残念ながら、此処は改修工事をしていて、来年までは閉鎖されています。

 

ミュンヘン中央駅に戻る時、ガイドさんから「ベンツのミュンヘン支店です。この会社の全てのフロアにたくさんのベンツが展示されていて、外からも見えますよ。」と教えてもらいました。確かに、窓という窓にベンツが展示されていて圧巻でした。

 

ノイシュバンシュタイン城の入り口

 

 

 

 

 

 

 

アイスクリームの自販機 お金を投入して番号を押すと蓋が上がってUFOキャッチャーのようにつかんでくれる

無駄な蓋の開け閉め防止にいいかも

 

オーバーアマガウ

 

リンダーホーフ城

 

 

 

夏には中央の噴水から水しぶきがあがる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベンツ ミュンヘン支店