8月26日から28日 青森(酸ヶ湯温泉)、秋田(新玉川温泉)の湯治を中心に観光も楽しみました。

酸ヶ湯温泉は冬の豪雪地帯日本一の秘境温泉として必ず冬の風物詩の一つとしてテレビで取り上げられる温泉です。

酸ヶ湯のお湯は乳白色で、皮膚がスベスベになる温泉です。

また、玉川温泉は難治の病にかかっている人が多く訪れ、自然の岩盤浴の日本発祥の地として有名なところです。

それだけでなく、ここの温泉はとても珍しい強酸性の泉質で、源泉100%の浴槽に浸かると皮膚がピリピリするので、長湯はできません。

そのため、源泉100%、50%、30%、弱酸性の浴槽があり、2、3分ほど浸かることを繰り返します。

昔、傷ついた鹿が偶然この温泉に入り、傷がたちまち治ったという伝説から、傷が治る、病が癒えるということで、病を患っている人がここを頼ってくることが多いそうです。

 

まず、酸ヶ湯に行くために、東北新幹線で八戸に降り立ち、そこからレンタカーで奥入瀬渓流を通り、酸ヶ湯を目指します。

八戸ではちょうどお昼時だったので、駅ターミナルビルのレストランでラーメンとイカ飯を食べました。

そこから奥入瀬に行きましたが、夕方になり、黒い雲がどんどん張り巡らしてきて、奥入瀬は苔ソフトが有名だということで、苔ソフトクリームだけ食べて、酸ヶ湯に行きました。

 

酸ヶ湯温泉に着くと、急な土砂降りの雨に見舞われ、車から降りるのも大変でした。

今年はやはり異常気象のようで部屋にはエアコンがなく、扇風機のみで、すごく暑くて、窓を開け放していても暑かったです。

酸ヶ湯温泉の一つの売りが「千人風呂」で混浴でしたが、売店で1300円でお湯に入れる湯浴み用のバスローブを売っていて、それを買って入りました。女性専用の時間が夜と朝、それぞれ8時から9時の間、設けられていますが、どうせならというので、混浴させてもらいました。

バスローブがなくてもお風呂は一応、男性と女性の境界線が示してあって、それでも抵抗のある人は一部、全く男性から見えない場所があるので、大丈夫なのですが、どうせ入るなら広々と入りたいので、選択できるようになっています。

 

夕食は大広間で取りましたが、舞台にはミニねぶたの舞台があり、お酒も料理も美味しくいただきました。

ただ、酸ヶ湯温泉は湯治の湯なので、お部屋にはトイレも洗面所もありません。また、隣の部屋とは薄い壁一枚、ドアも襖一枚なので、音には気をつけないといけないのと、かなり古い作りなので、気にならない人には良いのですが、合宿所のような雰囲気でした。

 

 

 

 

苔ソフトクリーム。苔は抹茶、土はチョコレートでできています。

 

夕方だったので、普通の景色でしたが、次の日に来てみると、その様子が一変します。