こんばんは、メンズナースのとみおです。

今日のテーマは『死について考える(現実問題)』です

昨日の投稿で死というものについて考えてみましたが実際働いてる側として今後に予測されている問題や皆さんの老後について考えてもらえればと思います。

この絵は有名だと思いますが改めて、問題点を考えてみます。🤔
よく2025年問題というワードを最近ニュースで多く取り上げていますが、その内容がざっくりいうとこんな感じです。高齢者に対する若者の割合が減り、団塊の世代と呼ばれる人々が2025年に後期高齢者になり医療負担が増えるということ。
また、最期を迎える場所が最も多い病院から自宅へ考え方が変わってきているのも現実です。そして、特養など施設での看取りも今後どんどん拡大するでしょう。
なぜなら、独居高齢者が自分で身の回りのことかできなくなった時は訪問のヘルパーや看護師に依頼するか施設入居しか選択がないからです。
現在、訪問看護ステーションは日々新規立ち上げで地域密着型で個人個人をみていくことが主流になりつつあります。2015年に厚労省は、2025年問題と医療費の拡大を抑えるため病院の数を減らす発表をしています。
これは既に国で決まったことであり、現実問題として一人ひとりが考えないといけないことです。
しかし、現実は看護師、介護士の不足が目立ちます。😢
給料はいいかもしれませんが、その分離職率も高く潜在看護師いわゆる幽霊ナースがいるのも現実です。
なぜなら、元々看護師で働いていた人が産休で休んでそのまま子育てで忙しくて仕事復帰しない、できないなどといったことが挙げられます。あとは、資格だけ取って看護師以外で働いているなんて人もいたりします。

つまり、需要と供給のバランスが保てなくなり高齢者の死に場所がなく最悪の場合孤独死で死後時間が経過して発見されるなんてことも考えられます😨

田舎など地域が密着しているとこでは、
親を施設に入れること=親を見捨てた
みたいな考えがあるようなところも実際あるみたいです。
しかし、認知症を抱える方を仕事をしながら見ていくのは正直介護する側の人は並大抵のことではありません。ましてや専門的な知識もない中でやっていくため肉体的、精神的疲労は計り知れません。😥

上記の問題点は今後ますます拡大していき国も今それについて対策をどうしていくか検討中です。
この記事を見ていただいた方は自分のエンディングをどのように迎えたいか考えてみてください。


明日は、『労働時間と移動距離』について書いていきます。

これを観て少しでも今の考え方が変わったりきっかけ作りにできたら幸いです🙇‍♂️