2021年3月26日、プロ野球2021シーズン、セ・パ両リーグとも開幕しました。

 

 

2020年のコロナ禍、そして、昨年は3月20日に予定されていた開幕が6月19日に延期、120試合、交流戦ナシなど、異例の状況で1年を終えました。

 

そして、コロナ禍は収束はしていないものの、多くの方たちの尽力により開幕、ファンとして本当に嬉しく、感謝です。ありがとうございます。

 

昨年は順位予想はせず、異常事態の中でシーズンを迎えられる喜びとともに、本気で応援しました。そして、2021年――。

 

 

 

すでに開幕最初のカードは終わりましたが、まず、セ・パ両リーグの順位予想をして、さらに開幕3戦を軽く振り返り、これからのシーズンを展望してみようと思います。

 

☆セ・リーグ

1位:巨人

2位:広島

3位:阪神

4位:中日

5位:DeNA

6位:ヤクルト

 

☆パ・リーグ

1位:楽天

2位:ソフトバンク

3位:オリックス

4位:ロッテ

5位:西武

6位:日本ハム

 

 

 

両リーグとも、開幕時点での先発ローテーションのコンディションと実績を前提に、打線や可能性を加味してみました。

 

詳しくは書きませんが、今年は延長ナシ9回までとなっています。多くのメディアや自分の周りのソーシャルネットの声を拾ってみると、セットアッパー、クローザーが確立されているチームが有利という状況ではありますが、僕はそうではなく、先発がしっかりしているほうが143試合を戦い抜けると思うからです。

 

というのも、先発は確実に7回投げられる(120球投げて試合が作れる)状況であれば、場合によっては、完投の期待もあり、結果として、リリーフ陣の付加が高まり、そこで初めてリリーフの確立の重要性が出ると思っているから。

 

広島に関しては、いないいないと言われつつ、エース大瀬良、若手の期待森下、そして、野村、久里と4枚は確実に安定して投げられる一方、阪神は、西、秋山、青柳は安定しているものの、高橋遥人が怪我で出遅れ、藤浪もまだどうなるかわからないという点で、Aクラスに。その他のチームは1枚ないし2枚の次がという評価での順位付けです。

 

パ・リーグも同様の観点から予想し、セ・パ、いずれもこの順位予想になりました。

 

ちなみに巨人は、菅野、戸郷、サンチェス、今村、井納、高橋優貴、さらには入国が遅れているCC、昨シーズン後半安定した畠、新人平内がいるので、非常に充実しています。中でも、戸郷の成長と井納の加入は、先発陣の強化という点で非常に大きい。後で書きますが、今村も今シーズンは試合を作るという点にすごく意識を持っているので、昨年のような5回降板というのは減っていくのではないかと。そして、菅野。開幕戦はピリッとしない中での6回3失点。最低限はやってくれています。

 

あとは、各チームの打線。クリーンナップでいうと、セ・リーグは巨人、阪神、ヤクルトがSランク、DeNAは外国人選手が入ってきたタイミングでSランクですが、今はBランク、広島、中日はHRという観点で破壊力がやや劣るので、そのあたりを線でどうカバーしていくかかなぁと。

 

パ・リーグに関してはソフトバンクが頭2つぐらい抜けてしまっているので、その他のチーム、ついで強力な西武が投手陣をどこまでカバーできるか。楽天は首位予想をしていますが、野手陣に関しては、層の厚さでやや厳しいところはあるので、調整や怪我次第ではBクラスもあるのかも。

 

以上、巨人ファンの僕が、思いっきり主観を込めて、そして、少しだけ、理由付けを考えて順位予想してみました。巨人以外のファンの皆さん、その点はご理解を :-)

 

■開幕3戦を終えて

さて、3月26日に開幕し、全12チーム3試合を終えました。

 

ここでは巨人戦の振り返りと、他チームで気になったあたりを少し。

 

初戦。エース菅野の登板、初回に3点先制、オープン戦の状況からすればこのまま圧勝、という雰囲気かなと思ったら、まさかの菅野の不調、さらにリリーフ陣もピリッとせず、まさかの9回2点差を追いつかれるという展開に。しかし!

 

 

 

最年長野手、亀井の劇的サヨナラホームラン!開幕戦を勝ったという結果、ただそれだけでこの試合はOKです!

 

2戦目。この試合は、次世代エース戸郷に尽きますね。素晴らしいピッチングでした。そして、梶谷の移籍後初ヒットとなるグランドスラム、最高です。

 

 

 

3戦目。今日は今シーズン初めて先制されての展開。とは言え、今村はその後粘り強く投げてくれました。それより、相手の平良のピッチングが素晴らしかったですね。そんな中、8回に梶谷の同点タイムリーで追いついての引き分け、これは大きい。

 

 

以上、vs DeNA戦は2勝1分けで終えました。

 

 

 

 

結果としては上々、また、主力選手たちは良いスタートを切ったのではないかと思います。その中でも、打つほうでは、梶谷、坂本、ウィーラー、大城あたりは絶好調、2戦目で張りを訴えた若林も軽傷であることを願います。そして、4番岡本。ヒットは出てるし、凡打も悪くないので、早くまずホームランを1本。次のカードで期待です。

 

おそらくこのまま同じメンバーで次の中日戦、とくに初戦はエース大野とぶつかるので、こんな感じの打線になりそうでしょうか。

 

9:梶谷

4:若林

6:坂本

5:岡本

8:丸

7:ウィーラー

3:中島

2:大城

 

個人的には吉川が波に乗ってくれれば、相手の左右関係なく、セカンド固定、レフトに若林、状況によって松原でも良さそうな気はしています。

 

そして、他の試合。まず、阪神はしっかりと打ってますね。とくにサンズ&マルテの助っ人コンビの調子がかなり良さそう。要注意。新人サトテルもさっそく1本ホームラン打っていて驚異です。開幕の藤浪は、ちょっと厳しそうかな?

 

そして、次に当たる中日は、あいかわらずビシエドが安定して良いところで打っているのと、大島が振れているのでその2人は要注意。あと、巨人戦に強い、阿部、福田も。

 

広島は大瀬良が、菅野同様ピリッとしていませんでしたが、おそらく立て直してくるとは思う一方で、打線がやや湿っているかな? ヤクルトは先発がちょっと厳しいですね。打つほうで言えば、今日山田哲人に1本出ていたから、青木、山田、村上、内川の2~5番は本当に要注意です。

 

パ・リーグは、昨年の覇者、そして、プロ野球チャンピオンチームのソフトバンクが圧倒的でした。すごい。強い。

 

個人的に首位予想の東北楽天は、まさかの田中マー君離脱はあったものの、3戦目のルーキー早川がさっそくプロ初勝利を挙げていて、期待です。

 

その他、オリックス宮城、ソフトバンク石川柊太などなど、本当に若手が伸びていて、野球ファンとしては楽しみが増えています。

 

あと、巨人ファンとしては、開幕戦のDeNA田中俊太の6打点、3戦目に好投した平良、ノックアウトはされたものの、開幕2戦目先発ヤクルト田口君、東北楽天高田萌生、そして、移籍直後の阪神山本、さらには、すでに戦力になっている広島長野、日本ハム大田、宇佐美、DeNA中井などなど。

 

ジャイアンツ出身の、若手から中堅選手が開幕カードで他チームの出場選手として名を連ねているというあたりに、令和のプロ野球が始まっているのを感じます。この部分は、良い意味でメジャーリーグスタイル、選手の流動化が進んだ結果ですね。

 

 

ということで。

 

まずは開幕記念の、2021年最初の野球(巨人)エントリでした。

 

改めて、無事、試合が開催され、安心して応援できることに感謝です。関係者の皆様、本当にありがとうございます。

 

ちなみに今年は、開幕戦はその時間に仕事があり後追いで、2、3戦目は家でテレビ観戦をしました。

 

観ていて感じたのは、選手や監督、そして、チームはもちろん、プロ野球に関わる皆さんが、2021シーズンは「試合を行う」ことに集中しているという点。誤解を恐れずに言えば、例年のような派手なセレモニーなく、余計な盛り上げをせず、ただただ試合を行うことに集中していると感じていて、野球ファンとして頭が下がりますし、嬉しいです。

 

まさに2021年のNPBのスローガン「誇りを胸に。感謝をプレーに。」ですね。

 

今年も本気で巨人を応援するぞー!そして、セ・リーグV3、9年ぶりの日本一へ!!!

 

レッツゴー!ジャイアンツ!!!