プロ野球2019シーズンも開幕して1ヵ月以上経ち、各チームとも30試合以上を経過しました。今年は平成→令和の新元号に変わる中、毎日暑い試合が続いていますね。

ということで、我が巨人軍がGW10連戦を終えたところで、ここまでの戦況とこれからの展望、今シーズンの最初の観戦記をまとめてみます。

まずは5月6日終了時点でのセ・パ両リーグの順位表です。

巨人は3-4月を16勝10敗と開幕ダッシュに成功し、さらに5月に入ってからも3勝2敗1分、今日までの10連戦を結果として5勝4敗1分と勝ち越しで乗り切れて、交流戦に向けて弾みをつけられました。詳しい考察はのちほどw

そして、2位に付けているヤクルト、当初は今年はここまで行かないのではと思ったんですが、打線は青木・山田・バレ・雄平、そして、2年目の期待の若手村上の成長が噛み合って、非常に良いスタートでした。

一方、想定外だったのが広島。投の大瀬良、打の鈴木がそれぞれ奮闘するも、全体的に守備の乱れ、リリーフ陣も昨年ほどの圧倒的な感じがなくて、今の順位になっているかと。ただ、ここ3試合、延長線続きの中、逆転で2勝1分と、ようやく昨年の勢いを取り戻してきている感じですね。

阪神はガルシアが正直ひどすぎる感じでしたが、いろいろとうまくハマって、対巨人以外はしっかりと勝ち続けているので、この順位にいるのではないかと。とくにルーキー近本の活躍は素晴らしいですね。こういう若手が出てくるのは、野球ファンとして嬉しいところ。


そして、現在、借金9でダントツ最下位のDeNA、やはり、宮崎、ロペスの打の主役たちの不振、さらに先発陣の怪我の出遅れなどが大きい感じ。とは言え、前回のエントリでも書いたけど、今永の覚醒が本物のようで、今後も巨人戦では手強い相手となりそう(明後日の予想も今永だし、なんとか点を取って連勝したいところ)

続いて、パ・リーグ。

個人的には東北楽天に期待していたのですが、開幕前の則本の手術に加えて、開幕戦での岸の離脱が痛かった。

結果として、ソフトバンクが柳田をはじめとしてあんなに怪我人が出まくっているのに、5月6日時点で、パ・リーグの貯金を1チームで独占。やはり選手層、地力が、ワンランクもツーランクも上といった感じでしょうか。とくに育成選手の活躍っぷりがすごすぎる。ソフトバンクの育成体制は、共有してくれたら日本全体の野球の質がもっと高まりそう。

その他、個人的にはロッテがもう少し上がるかと思っていたんですが、ここまで石川0勝、涌井2勝、打つほうでも井上が開幕直後に絶不調と波に乗り切れていない結果、この順位にいるかと。

一方、個人的に予想を裏切って調子が良いのが日ハム。ここまでAクラス争いをしている一番の要因は有原のピッチングですね。今日は今シーズン初黒星を喫したけど、今年はたくさん勝ちそう。あと、大田がいよいよ本格的に実力を見せ始めているのが、元巨人選手の活躍として、とても嬉しいです。

西武は秋山、中村あたりが打ち始めたら、ソフトバンクに追いつけるのかも。

オリックスは……今日、ちょっとだけ中継見ていましたが、投手陣を再編しないと今年はかなり厳しそうですね。セ・リーグとしては、交流戦でオリックスに勝ち切ることが上位進出への必須条件となりそう。

そして、改めて巨人。

今年は、坂本がまじですごい。すごすぎる。このまま、個人成績としてのキャリアハイはもちろん、キャプテンとして初のセ界制覇、日本一奪取に向けて、チームを牽引してほしい!

さらに、打線で言えば、やはり、2番坂本、3番丸、4番岡本、この並びが良いですね。1番候補の吉川尚輝の離脱は大きいですが、代わりに出てきた山本や増田、ファームからの期待の若手が頑張ってくれているので、このまま活躍してほしいです。

一方、懸念点は5番、6番を担うべき外国人か。ゲレーロ、ビヤヌエバとも、開幕直後は良かったものの、10連戦に入って一気に冷え込んでしまった。2軍で再調整して、交流戦までにまた調子を上げて戻ってきてもらいたい。

その中で、亀井がベテランとして試合にここまで出続けてくれているのは大きい。おそらく体力的に厳しい中、縁の下の力持ち的なポジションとして、存在感を出してくれているのが素晴らしいです。

あとは陽がオープン戦の結果から、開幕直後に冷え込んだものの、最近はまた上がってきてますし、重信が覚醒気味で、このあたりでやりくりして、交流戦までを大型連敗せず、貯金を残す戦い方をしてくれれば。とにかく2、3、4が出塁した後の、5、6、7の存在はこの先の鍵を握りそう。

もう1つ、これは嬉しい意味で予想を裏切ってくれたのが、8番キャッチャーの3人。小林・炭谷・大城、この3人のローテーションは、今年の巨人が首位にいる1つの要因です。正捕手は、個人的には小林だと思っていますが、体力的なフォローと競争相手の存在が、ここまでの好成績につながっていると思います。また、いろいろ言われていた炭谷も.265、大城.263と、順調に活躍してくれています。

続いて、投手陣。

エース菅野はここ3試合、炎上したり、後半バテているものの、ここまで3.21、4勝2敗、投球回42とエースの活躍。さらに、昨年も先発にリリーフにとFA後にやっと実力を出し始めてくれた山口が1,98、4勝0敗、投球回41と、今年だけに限れば菅野以上の安定感で、この2人で貯金6個作っているのがでかいです。

さらにルーキーの高橋君。本日3勝目を上げ、ここまで、2.08、3勝1敗、投球回30 1/3と、巨人の3本目の柱になりつつあります。

同じく左腕の助っ人メルセデス、長身カーブピッチャーのヤングマンと、外国人枠の兼ね合いがありながらも、5本柱が整ってきているのがでかいね。

6本目は現状は今村、また、昨日上がってきた田口君の復調には本当に期待しています。

一方のリリーフ陣は開幕前の予想通り、かなりひどいですねw

ここまでリリーフの結果は、野上1敗1S、クック1敗6S、宮國2敗、田原1敗、吉川光夫1敗3S、この5人累計で6敗10S。このうち3つSが増えているだけで、もうちょっと楽な戦い方ができているのにー!w

それでも、今年ブレイク中の中川、そして、復活し始めた戸根の両左腕が安定し始めていること、また、名前を上げた田原も1イニング限定で使えばきちっと投げきれるので、このあたりは、宮本ピッチングコーチにやりくりしてもらって、先発が同点で降板した試合をせめて五分でしのげたら、優勝確率はかなり高まるはず。

まずはクックが戻るまで、日替わりリリーフ陣でがんばってくれー!

ということで、ここ数年では、観ていて非常に楽しい試合が多い巨人軍。5月、6月もこのまま勝ち続けてほしい!今年はたくさん東京ドームにも足を運ぶよ!(たぶんw)

■2019シーズン観戦記その1
では、今シーズンの観戦記。ここまで4月は2試合を観に行きました。すべて快勝だった!

○ 巨人 10 - 1 阪神(2019年4月4日@東京ドーム)

最初の観戦は、東京ドーム開幕シリーズ3戦目、ルーキー高橋君が先発した試合。

 

 

6回101球、被安打4、1失点の堂々たる初登板初勝利を飾ってくれました。

 

さらにこの日は坂本の1号、岡本2、3号、亀井1号とホームラン攻勢での大勝!毎回こういう試合を観たいですね!

 

 

そして、今シーズン最初の選手プロデュース弁当は、選手ではなく監督復帰の原さん弁当。大人向け懐石で美味かった!

 


○ 巨人 6 - 1 ヤクルト(2019年4月12日@東京ドーム)

シーズン2試合目の観戦は、今年最初の闘魂デー。今年は、ボディが黒、袖がオレンジのタイプ。これ、かっこいいね!

 

先発菅野が初回に山田から被弾するも、その後7回1失点。さすがエース。初めて18番のすが野を観たけど、まさにエースのオーラが出ていました。

 

 

ちなみにこのブログトップにも使ったこの写真は4回表、小林のパスボールで2アウト2、3塁となったピンチに、村上君を空振り三振で抑えて切り抜けた後の、スガコバのタッチ。ナイスコンビ!個人的にもすごく良いショットが撮れたと思います :-)

 

 

打つほうでは、坂本3号、亀井2号、と効率良く5回までに6点を奪って試合を決めてくれました。ここまで2戦、坂本、亀井が打ってくれているので、これからもまたたくさんホームランが観られるかな?

 

そして、この日はその坂本プロデュース弁当。過去のものに比べて白米が減っているのが本当に嬉しい。なるべくおかず(つまみ)多めが良いですw

 

 

また、今年のレフトスタンドの応援幕は、インスタ映えのする、蛍光オレンジを中心としたカラーリング。気持ちが晴れ晴れとして、すごくいいですね!

 

 

以上、まずはGWまでの野球ブログでした。

 

いやー、やっぱり打線がしっかりと打って、先発が抑えてくれる試合が多いのは本当に気持ちが良いです。まだまだリリーフ陣が不安定でドキドキしたり、悔しい試合もありますが、それでも、しっかりと勝ちにつなげる采配、やはり3回目の監督となる原さんの選手起用は流石の一言。

 

それから、試合後の、インタビューなどを観ていても、選手のモチベーションの上げ方が素晴らしすぎますね。

 

ということで、これから交流戦に向けて1ヵ月、21試合。とくに明後日から来週末までは最大3連戦なので、まずはここで投手陣を再編しつつ、先発・リリーフを安定させて、21日からの6連戦×2週に備えてほしいところ。

 

あとは、ここ数試合で完全復調した丸、復調気味の岡本、それぞれにホームランが出始めたら、一気に勝ち続けられそうだ!そのためにも5/10からのヤクルト3連戦は確実にカード勝ち越ししたいね。

 

もっともっと勝つぞ、ジャイアンツ!!!