お家の方と話をしていると
「いいんですわたし(親)は,あの子が望んでいるなら、応援したいので。」
「私たち夫婦は、あの子のために,やれるところまでやってあげたいんです。」
そう話をするお家の方がいて~
そのような言葉から時々強く感じるメッセージは
親の「自己犠牲」です。
という前回の続きです。
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もう、10年以上も前からになりますが
ままごと遊びでの様子が
変わってきた…という話題がありました。
おままごと遊びの役割で...
女の子が,母親役をやりたがらなくなった。
やらないのではなくて,やりたがらない。
男の子,女の子共に
一番人気の役は…
ペット
である。
その事について書かれた書籍も
いくつかあります。
確かに数名の保育士さん達も
実感としてお話ししてくれたことがありました。
なぜペット???
もちろんそれは
可愛い&可愛がられるから!
つまり
可愛がられたい
ということでしょうか。
無条件で愛されたいと
願っているようにも思えます。
そして
母親役がいないのは...。
面白そうじゃない?
楽しそうに見えない?
大変そうに見える?
のようです。
一方,父親役は
役になっても,何をしていいかわからない子がいて..。
つまり
父親が何をしているのか知らないので,ただ座っているだけの設定....
つまらない役だ~となるようです。
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前回に引き続き・・
やはり
気になる言葉を聞くことがあります.....。
「子ども?無理です。大変そうで。」
「なんで,そこまで女がするの。結婚(しなくて)いいわー。」
と言う高校生。
「もう少し二人(夫婦)で楽しみたかったのに...。」
と言った、妊婦さん。
「お母さんは,いつも忙しそうだし。大変。」
「お父さんは,いつも疲れてるの,忙しいからしょうがないの。」
と言う、小学生。
まっ、それぞれ
深い意味は無く、その瞬間での言葉…
かもしれませんが。
辛そうな親業。
大変そうな働きっぷり。
そればかりが
子ども達の目に映っている
のかもしれません。
どうしたものでしょうか。
時には
「パパとママで映画行ってくるからね」
「ママはお友達とコンサート行ってくるね!」
「ご飯…一緒に作ろうか」
「きょうは洗濯はいいから,一緒に○○しよう」
と宣言するのもいいと思います。
楽しみましょう
大人の生き方を。
そして、子ども達には
生き生きとした大人の姿を
見てもらいましょう。
お読みいただきありがとうございました。