娘は2冊で、私は5冊


娘は夏期講習で忙しくてあまり読めず、私の方が読んだ。

私だけコロナか何かよくわからない感染症(微熱と喉の痛みと怠いだけ)にかかった時に、二日間ゴロゴロしながら読んだのもある。



以下は娘が読んだ2冊




私が読んだ5冊


◯進のテキストで知ったのだが、課題文を読んで以来、うちでは「おとうはよう」と言うのが流行っている。課題文に出てくる散髪ネタは続編の方だった。

ちなみに椎名さんは当時、小平のスポーツセンターのあたりに住んでおられたようで、私なら息子さんを明治学院、娘さんは武蔵美または津田塾あたりにやるのになあとか妄想するのだが、椎名さんはそんなことはおくびにも出さず、むしろ早期教育とかの類を毛嫌いしている。勉強なんてそこそこできればよくて、大自然の中でのびのび遊ばせるという教育方針が、ある意味羨ましい。


↓名場面

「言っただろう?残念ながら俺、何でもできるって。お前、どうせ高校とか行くし、仲間いないと何もできないだろ? お前に勝ち目ないよ」尾島君は顔が真っ青になっている。蒼葉は尾島君の席から離れると、「俺の家、飲み屋だぜ。しかもつぶれかけの。それでもって、小学校からほぼ学校行ってないし、親は育児放棄で超バカ。家もボロ屋で貧乏。お前ら、人ばかにするの趣味なら、好きなだけ俺を使いなよ。格好の餌食だろう?でも、忘れんな。俺は大事なものも未来も何にもないから、何でもできるよ」とみんなを見回して言った。


映画の方はだいぶ前に見たのを忘れていたぐらいたいして面白くなかったが、原作はかなり良い。



 図書館でふと目にしてジャケ借りした1冊だが、奇しくも「私たちの世代は」と似たテーマ


3食しっかり食べられて塾にも通える娘は幸せもんだ