水上颯「頭を鍛える5つの習慣」 | 娘がやっている栄養療法を父と母もやってみるブログ

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娘が2026年中受予定。娘のチックを治そうと4年前から栄養療法に取り組んでます。

水上颯「頭を鍛える5つの習慣」


クイズプレイヤーの人たちって、日頃からこんなふうに情報収集して頭に蓄積しているのかと、とても参考になった。

高校の頃はノートを取らずに授業を受けた。「この場で覚えなければ」と言う緊張感で一生懸命に頭を使う。ただ、誰にでも勧めるつもりはなく、自分に合っていたというだけの話。ようは自分なりのスタイルを見つけて欲しい。

東大受験対策として過去問をひたすら解いていた。

模試は、当てずっぽうで正解した問題は「△」、正解したけど、理解不足の問題は「?」の記号を使い、◯△?✕で解答を管理。そして△?✕だった問題の横に、その問題を解くためのキーワードや間違えた理由をメモしておく。

小学校の頃は毎日2冊本を読んでいたら図書館の本を全部読んでしまった。つまらない本にも当たってしまうが、そんな本でも1行は心に響くところがある。それを探す読み方をするといい。あまり神経質にならずいろんな本を気軽に手に取ること。いろんなジャンルの本を読むことで確実に世界が広がる。ある一冊の本を読んだら次は別の違うジャンルの本を選ぶようにしている。併読はせず読破してから次に行く。普通の文庫本なら30分かからないで読めるが、飛ばし読みはしていない。

書かれたことは鵜呑みにせず冷めた読み方で思考力を磨く
特に統計やグラフは筆者の都合のいいように見せている場合があるので疑ってかかる。

簡略本より原典を先に読む
再読する時間があるなら、新たな1冊を読む
例外として神谷美恵子「生きがいについて」だけは何度も読む
一時期ゲームにはまり、読書から離れたので、キンドルで電子書籍を読むようにした。ゲームアプリは削除、YouTubeなどの動画アプリは削除してブラウザで見るようにすると気軽に見なくなる。

暗記は筋トレと一緒だが、成果が見えにくいからモチベーションを保ちにくい。
覚えたことは、まっさらな紙に書き出してみる

暗記の4ステップ
①頭に入れた段階
②穴埋め、短答問題に正解できるステップ
③記述問題に答えられるステップ
④人に教えることができるステップ

④で完璧な暗記

暗記アプリ「reminDO」はおすすめ

日頃からテレビのニュースなどを5W1Hで押さえて、寝る前の10分でどんなことを覚えたか振り返る。何も思い出せなかったら危機感を覚える。

新たな興味を持てそうな分野を見つけたら入門書を読んだり、概要をまとめたサイトを見て全体像をつかんで、普段から広く浅い知識をつけておくと、ひとつひとつ独立していた知識がつながることがあり、忘れづらくなる

意味のわからない単語はメモ帳に書き留めてなるべく早い段階で調べて、結果をスマホに記録

知らない言葉やふと湧いた疑問をメモしておく「疑問メモ帳」

苦手分野の暗記は楽しめる独自の方法を探す。擬人化、歴史上の人物を自己投影

知識のインプットの段階でフォルダに仕分けると引っ張り出しやすい
津田梅子→近代の偉人、大学創設者、紙幣に描かれた人物、というフォルダに振り分けるイメージ
フォルダが多すぎてもごちゃごちゃになるので大まかにして、時々用がなくても引っ張り出す

どこに行くか、何をするか、選択肢があったら、意識してこれまでやってないことをやってみる

隙間時間ができた時のために、短時間でできるものと、ある程度長い時間が必要なものの2つを用意しておく

食事より睡眠を優先し、「何時までに寝ると気持ちよく起きられる」という、自分なりの法則を見つけると睡眠の質をあげられる

一番を目指せる分野に力を注ぎ、一番以外は最低限のレベルでOK

夕食を食べたらさっさと風呂に入るとさっぱりして勉強がはかどる

クイズを出す時は相手の知っていることを混ぜて、新たに知って欲しい情報を加えておく
「日本でうなぎをよく食べるのは土用の丑ですが、イタリアではどんな日に好んで食べるでしょうか」といった具合

3択にしたり、相手が気持ちよく間違えられる工夫

おすすめ本

アラン「幸福論」
米澤穂信「ボトルネック」
沢木耕太郎「深夜特急」
筒井康隆「虚人たち」
辻村深月「スロウハイツの神様」
ウィリアムアイリッシュ「幻の女」
トマスピンチョン「V.」
フランクル「夜と霧」
加賀乙彦「帰らざる夏」
手塚治虫「ブラックジャック」