明日開催のショパンコンクールに出場される、牛田智大さんのTwitterにこんな投稿がされており、少し気になりました。


海外に行くと好きなお菓子が手に入りにくいでしょうから、たくさん持っていきたくなる気持ちもわからなくはないのですが、少し食べ過ぎではないかな。

まだ若いから大丈夫なのだろうけど、年齢を重ねるにつれ、疲れがなかなか取れなかったり、風邪をひきやすくなったり、そのうち身体の不調が出てくるよ。

かくいう私も以前はお菓子大好き人間で、オーケーストアに行くと、安いからとお菓子を買い物かごにたくさん放り込んで妻を呆れさせ、しかも全部1週間以内に完食してしまうという、お菓子依存症みたいな生活をしていたものです。

そんな食生活がたたったのか、慢性的な肩こりや、日中の疲労感がなかなか抜けなくて休日は寝てばかり。年に1回は必ず風邪をひいていたものです。

それが、娘のチックの治療目的で妻と私も付き合いで栄養療法に取り組むことに。

タンパク質を多く摂り、小麦や牛乳を避け、甘いお菓子をなるべく減らし、サプリはビタミンBやC、今は飲んでませんがナイアシンやヘム鉄も一時期飲んでいたな。コロナが流行してからはDを強化。

なんやかんや2年ぐらいかかりましたが、肩こりはほぼなくなり、今は毎日体調いいです。(中途覚醒は相変わらず治りませんが、それはもう職業病だと諦めてます)娘のチックはまずまず?

お菓子は今も時々食べますけど、体調が良くなると、昔みたいなダルい生活に戻りたくないので、自然とお菓子の量も減りましたね。

自分ではお菓子をそんなに我慢しているわけではなく、お菓子に対する欲望を程よくコントロールできている感じでしょうか。今思えば昔の自分は麻薬中毒みたいな感じでしたね。

自分のことばかりダラダラと書いてしまいましたが、何が言いたいかといいますと、ピアニストは長時間ピアノを弾く集中力や持久力が要求される、いわばトップアスリートみたいな職業だと思うので、もう少し食事に気をつけた方がいいということです。

結婚してバランスの取れた料理を奥さんに作ってもらうのもいいけど、お菓子好きは自分で意識しないとなかなか改善しないからね。

ワルシャワに持参した飴にはアスパルテームとかの人工甘味料は使われてないのはよかった。おそらくあの人工的な甘さが好みではないとみた(自分もあの独特の甘さはすぐにわかります)



アスパルテームとかの人工甘味料は腸内環境を荒らすからNGだけど、それでもやはり飴などの精製された砂糖類は摂らないに越したことはない。

砂糖類によって急に血糖値が上がると、後はジェットコースターみたいに急に下がるしかないわけで、そうすると急に眠くなって集中力が切れたりしてピアノの演奏に影響出るかもしれない。

もしどうしても甘いお菓子を食べたいのであれば、舞茸を食べてからお菓子を食べるのをオススメします。

舞茸に含まれるグルカゴンという成分が血糖値の急上昇を抑えてくれるのです。(そこまでしてお菓子食べるんかい!という感じがしないでもないけど)


あと、ポテチやお煎餅の量も凄いね。




どちらも美味しそうではないですか(笑)
自分も昔は食事の後は必ず煎餅を2、3枚食べるぐらい好きでした。

でもね、ポテチやお煎餅に使われているうま味調味料、いわゆるアミノ酸等については話が長くなるから止めておくけど、いわゆる神経毒で、麻薬みたいな中毒性があるから要注意です。

堅あげポテトはアミノ酸等が使われて、こぶ柿は使われてないからこぶ柿の方がマシに見えますが、どちらも高温の油で揚げているのが気になります。

オメガ6(植物油)は加熱すると酸化して毒みたいなもんですし(この前ドーナツ食ったお前が言うなって話ですが)、ジャガイモを高温で揚げると発生すると言われる発癌性物質アクリルアミドも気になります。


どうしてもと言うなら揚げてないお煎餅がよろしいかと思います。


お菓子ぐらい好きに食べさせろや、おっさんうぜーと思うかもしれないけど(牛田さんはそんな下品な言い方しないと思うけど)、牛田さんはこれからの日本を代表するような世界的なピアニストになるはずだから、今いちど、食生活を見直して欲しいのです。

もし食事改善がうまくいけば、(今でも十分高いのですが)よりクオリティの高いパフォーマンスができるようになるかもしれませんよ。

グルテンフリーに変えて世界一のテニスプレイヤーになったジョコビッチ選手のように!(彼の場合、実家がピザ屋さんっていうのがもうギャグですよね)

と、人のおやつを嫌味ったらしくネチネチと書き連ねてしまいましたが、実はお菓子の写真はシャレで載せただけで、普段はしっかりした食事をしているのだとしたらすいません謝ります。


ところで、引き合いに出して申し訳ないのですが、務川さんは食生活の改善によってかなり健康な身体を手にされた様子。

先日のエリザベートの快挙も、もしかしたら食生活の改善も要因の1つだったのかもしれませんね。

具体的にどのように改善したのか大いに興味あります。








ちなみに務川さんの盟友、反田さんも先日のインスタライブで食事のことについて質問されて少し答えてました。


反田さんはお菓子は嫌いではないけど、週に6〜7口ぐらいしか口にしない。かと言って酒も飲めないそうです。

お菓子を食べないのは非常にいいと思いましたが、フルーツを食べすぎるのが気になりました。

反田さんはとにかくフルーツが大好きで、スーパーに行ったら必ず2〜3日分のフルーツを買ってくるとのこと。

最近は一回の買い物でスイカ、シャインマスカット、いちご、桃、バナナ、サクランボを買ったそうで、お会計の1/3〜1/2はフルーツ代が占めるらしい。

ビタミンCや食物繊維はたくさん摂れるけど、少し果糖の摂りすぎかな。

以前、マツコの知らない世界にフルーツしか食べない男性が出演してて、明らかに肝臓を壊してそうな顔色をしてました。

反田さんもフルーツはほどほどにして肉や野菜をもっと食べたほうがいいかもしれない。



極端な例ですが、グールドなんて、ビスケットと水で暮らしていたというから、食生活が寿命を縮めたのは間違いないでしょうし、
↓「グレン・グールド大研究より」


映画「シャイン」の主人公が、ラフ3を弾いた後、舞台でぶっ倒れたのも、おそらく貧相な食生活が原因でしょう。





なにはともあれ、明日からいよいよショパンコンクールの本戦が開幕します。

みなさんしっかり食事を摂って、万全な体調でベストを尽くしてもらいたいものです。

健闘を祈りますグッド!