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Freedom~20歳バックパッカー世界放浪記~

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”日本の戦後復興”

やっぱり日本人ってすごいんじゃないかって思う。
底力的なものがあるし、勤勉さ、真面目さがある。
どこの国よりも努力をする人たちが多く集まっているんじゃないかと思う。


でも思ったけど、そんな日本人には”明確なビジョン”があったように思う。
戦後復興の段階で、”戦争前のあの頃のように、とか、あれ以上のものを、とか。”



原始的なことしか知らない人間にそれ以上求めても、何がどうなっていくかの
ビジョンがわからないだろうと思う。何を目指したらいいのか…


後の記事で書いていくつもりだけど、学校で先生をさせてもらったときのこと。
ほとんどの中学生はシエラレオネがアフリカのどこにあるかもしらないんだ…



海外に目を向けることのできる時代

とは言ってもそれは情報化社会の産物だと思う。
日常的に情報を得ることができる人もいるだろうけどそれは少数。
首都ですら電力供給がまともになされていないのだから…


そして何のビジョンもなしに1日1日を終えてゆくんだろう…
今回のボランティアっていう流れ作業の無意味な毎日のように…




もちろんこの国がそれで全て事足りているのなら構わないと思う。
それで満足している人もなかにはいるかもしれないし…


先進国がその原始的でそれでもうまくまわっている世の中に、
”援助”というかたちでただ単に足を踏み入れただけになってしまうのなら…
先進国はそこから足をぬいて、途上国にはそのまま自分たちの生活を
おくってもらえればいいんだと思う。
先進国による介入が無意味であったり、余計なお世話であることもあるだろう。


そもそもフィールドは異なるんだ。
先進国が自国の価値観を押し付けるのはどうなのかと思ってしまったりもする。


そのあたりは”別に援助なんかしなくていいじゃん”で一蹴される。
そういう考えに陥ったことは、ここで2か月間現地民と生活してたくさんある。

実際に生活してみると、不便さはあっても

”この世界はこの世界としてうまく回ってる。生活できないことはない”
そういうふうに感じるんだ。

だから実際に生活してみると思った以上に綺麗事の考えは消されていくんだ。
裏切られたような気分にもなるし、これが現実なんだって納得づけたりもする。
机上の空論ではなく、現実世界で生まれて初めてそれに直面してみて思う。


”そういう国に関わる必要はないのか…”
いつもよくわからなくなる。






でもなんかただうまく回ってるとは思えないと思う節もあったりする。
そういった世界のなかで、いろいろなことが整備されていないなかで、
社会がちゃんと機能していないなかで困る人間がいるのではと感じたこともある。





いろいろな観点からそうかんじてしまったことを自分の経験に基づいてちょっと
書いてみたいと思う。この国においては、そうならざるを得なかったということを
含めて考えても、これは改善されるべきことではないかって思ったことを書いてみたい。



(警察)

ケータイをすられた。
2人組に後ろからぶつかられて…そのまま謝って行ってしまった。
10秒後くらいにポケットの異変に気づいてあたりを見回しても手遅れ…
どこに行ったかわからない。

近くに警察がいたから助けを求めたんだ。
雨宿りをする大きな銃を抱えた警官…
まるで聞く耳を持ってくれない。
そのまま見て見ぬフリ…どこかへ行ってしまう。

中央警察に行くと、さんざん警官に文句を言われた上に金を要求される。
”50000レオンを払え”

その理由は探偵を雇うから。
オレは日本に帰ってからの保険のために盗難受理をしてほしいだけだった。
でも”金を払わないなら盗難は受理しない”

その1点張りだった…

ちなみに50000レオンは13ドルくらい。
平均月収が100ドルいかないシエラレオネ人にとってこれがどれだけ痛手なことか。



ちなみにメムナ(オレが居候させてもらってる)によると、
”今後それ以外にも請求されるだろう”とのこと。
現場の写真、現場までのタクシーの交通費だとか。
中央警察へは分署から歩いて1分だった。
分署から本部の警察に付き添ってくれる人が、歩きにも関わらず交通費を
真面目な顔で請求してきたわけだから、メムナの言ってることも間違ってないと思う。

こんな警察…
こんなんだから人は犯罪が起きても警察に届けないんだとか…
警察は犯罪につけこんで被害者から金をまきあげようとするだけ。
賄賂だって堂々とまかり通る。
結局警察は金がないと動いてくれない。
金がほしいだけ。
そもそもこんな高額、現地民なら拒否するだろう。
オレも取り下げた。

腐敗構造、役に立たない警察。

ちなみに、ここシエラレオネでJICAで働く人に会いに行ったのだけど、そのとき
GIZ(ドイツ版JICAのようなもの)の調べによるとシエラレオネの警察はほとんどの
人が字を読むことがまともにできない、ということを聞いた。


(徒歩代金請求のけいさつ。”え、おれの写真とっていかないのかい?”
”撮ってやるよ”仲がよかったのでだいじょうぶ。)



(医療)

よくわからないけど医療水準が低いのは確かだろうと思う。
マラリアにかかった時がこわい…
町、村は”病院”レベルのものがほとんどない。”診療所”レベルのものですらどうか。
(診療所というのはエイズに関するポスター、健康に関するポスターなどが貼って
ある程度の小さなところ。薬の処方など…)

医者、看護婦の不足もあると聞いた。
現地のカトリック宣教師シスターたちが自ら勉強し資格をとって看護婦になった
りするケースも多いという。もともと医者でシスターになった人も来ていた。

先月7月には200人がコレラでフリータウン内で死んだとニュースで知った。
不衛生な環境が原因だろう。ちゃんと整備されている道路は少ない。
国には1本”ニューロード”と呼ばれるギニアーシエラレオネーリベリアを結ぶ
道路がここ数年で作られたけど、しっかり舗装されていてるのはここくらい。
あとの道は穴だらけ。汚染された水は溜まりっぱなしだし、下水とかは
ちゃんと処理されているのかな…?
歩いていると”臭い”のがわかる。


ポリオ感染者は町中に溢れてるのが一目見るだけでわかる。
(ポリオ: 手や足の麻痺。動かなくなってしまう…)
みんな松葉づえついて歩いていたり…
彼らは医療処置が施されているのかな…?



(都市郊外)

(”PIG in the river”都市郊外の川を豚が流れるあたり。不衛生さが伝わる…)

(道にいくつもあく穴には汚水がたまりっぱなし。交通の障害にもなる。。。)



(教育)
ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)16カ国中1番古くからある大学がある。
1827年創立。
イギリス植民地時代からある。
”Fourah bay Courage”

教育水準は高く、近隣諸国からの留学生も多いという。

でも問題はどれだけの人間が、その高いと言われる水準の教育を受けられるか。
そしてその他の教育を提供する学校がどういう水準の教育を子供たちに提供
できているのか。
そして教育を施す教師たちの質はどうなのか。
戦争の穴埋め的な問題はどう解決しているのか。



”教育”については、ここでは書くのを控えるが、後々の記事で町で2週間学校の
先生をやらせてもらったときのことを書いていきたいと思う。









”ビジョン”


オレはこれのことをよく考えた。
”何が当たり前なのか…”
ビジョンがない。これ以上を知らない…。
シエラレオネの国のことを、とある国連勤務の人は”10年前と何も変わっていない”
そういうふうに表現していた。
2002年の終戦から国は平和へ転じた。もちろん政治的な意味だとかでの変化
はあるだろうが…
穴の開いた道路はずっと穴があきっぱなし。
誰も何もしようとしないんだって…




”教育”


これが1つのキーワードになるような気がしてならない…
何の知識もない人間に何の知識も施されなければ何もないまま…


日本はまた別だろう。
仮に教育を受けられなくても、教養のある大人が周りにいっぱいいる。
一緒に生活していくなかで常識的なことは身につけられるんじゃないかな。

でも、この国とか最貧国レベルの国においては教養のない大人も多い。
大人もまた教育を受けていないケースが多い…



”教育”は1つに”ビジョン”を与えると思う。


明確なビジョンを持って勤勉さをもってすれば、この国だったらダイヤモンド資源に
も恵まれてるわけだし成長することができるんじゃないか…。


”内戦の影響”
”そもそもの教育の質?”

ちゃんとした教育を多くの人が受けてこれなかったのは事実なんだ。







そしてさらに加えて思うのが、先進国が援助をこの国にするとするならば
”教育”こそに力を入れるべきなのではないかということ。


物質的援助というそれは有限だから止まったらそれで終わりだろう。
食べ物は食い尽くしたらそれで終わりだろう。

自分たちで生活する術を学んでいければ、自分たち自身だけでどうにか
できるようになっていくだろう。

言わば、教育援助って”精神的援助”。
それでいて尽きない援助。
半永久的な援助になりうるんじゃないかって思ったからだ。





”教育”っていうキーワードが先進国と途上国を結びつけられる。
なぜなら”ビジョン”を先進国が途上国に与えることもできるだろうから。







この国の”教育”にまつわるところはそもそもどうなっているのか…
いろいろ調べてみたいなっておもう。。。
















今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。





おわり。