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-------------キリトリセン--------------
■第5場
✦・┈┈┈┈┈【ストーリー】┈┈┈┈┈・✦
ミチルを追いかけたチルチル。
しかしミチルとは離れ離れになってしまいました。
チルチルが彷徨っているととある人形たちがチルチルを見つけます。
「人間だ…」
「人間が来た…」
「きっと僕たちと遊びに来てくれたんだ…」
「ずっとずっと待ってたんだよ!」
チルチルが迷い込んだ場所は忘れ去られた人形たちの国。
チルチルに話しかけた人形たちは、押し入れの奥やお店でずっと人間に選んでもらうのを待っていた子たちでした。
遊んでもらうためにチルチルを取り合ってしまいます。
そこに現れたのは、青いネコのぬいぐるみ。
人形たちからチルチルを助けますが、なぜか声を出すことはできません。
「君、名前は?おかしいな、僕、君を知っている気がするんだ。ねぇ、君は、喋れないの?」
不思議に思うチルチルの前に人形の女王様(演:中村のえ)が現れます。
「声ならあるんですよ。ただ、あなたが思い出せないだけで。」
チルチルはこの子のことを知ってるはずだと女王様は言います。
「あなたなら思い出せるはずです。この子の名前を。」
女王様の言葉を聞き、一生懸命記憶をたどるチルチル。そこでとある名前を思い出します。
「そうだ、エルマー。僕が大好きなお話に出てくる、エルマー。きっと君の名前はエルマーだ!」と思い出すと、青いネコのぬいぐるみは声を取り戻します。
チルチルを守ってくれたぬいぐるみは、チルチルが幼い頃遊んでいた思い出のぬいぐるみ・エルマー(演:井上 茅乃)だったのです。
そして、女王様の言葉に導かれ、一生懸命おまじないの踊りを踊るチルチル。それまでの迷いや意地は消え、「ミチルに会いたい」という素直な気持ちでミチルの居場所へと駆けていくのでした。
✦・┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈・✦
これまでのシーンの楽しい!賑やか!からうって変わって、少しどんよりとした雰囲気で場面が始まりました。
照明ひとつでこんななんか、気味が悪い(言い方が悪い)雰囲気になるんかと感動しました。
そう。ここは忘れ去られた人形たちの国。
いつの間にか遊ばれなくなってしまったおもちゃやぬいぐるみたち。それでもいつかは人間が自分たちを選びにきてくれるはずだと、またいつか人間と遊べる日が来ると、彼らは心待ちにしていたんですね。
ここ、めっちゃ刺さりました。
皆さんも経験があると思うんですが、新しくお気に入りの子を手に入れると前まで遊んでいたおもちゃ達はいつの間にか押し入れの奥とかに追いやられてしまいますよね。あとはおもちゃ屋で選ばれることなく忘れ去られてしまったおもちゃたち。
私もぬいぐるみが大好きだけど、ちっちゃい頃に遊んでた子達とかはもうクローゼットの奥とかに行ってしまってる子もいるので、つい「うわーーーごめんねーーー…」という思いになりました。
ここは子どもより、大人の方が刺さるシーンだったんじゃないでしょうか。
だから私は、大人にこそ見てほしい、大人にこそ届いてほしい作品だと思ったんです。
今回ぬいぐるみと一緒に見ていいですよっていう公演にしてもらったんですけど、いつまでもその子と過ごした思い出を忘れないで、もし離れる時が来たとしてもいつまでも心の中で大切にしてあげてほしいなと思いでお願いをしました。
ここのシーンは練習の時よりも本番の時の方がセリフとセリフの間の間のとり方がすごい上手でよかった。稽古を重ねる中でリアクションの取り方、会話のやり取りの中での反応というのが上手になっていて、成長を感じたシーンのひとつでした。
あとひつじの衣装めっちゃ可愛かった。
そして、かやエルマー。
困ってるチルチルを助けに駆けつけてきたエルマー。なぜここにいたのか、思い出してもらうまでどういうことを思ってチルチルのことを見ていたのか。考えようとすると胸がキュッとなります。
エルマー、仕草が可愛くて。
ふーってやってみたり、やっと会えた喜びからなのかちょっとジャンプしてチルチルの手を握りに行ったり、喋れないの?って聞かれてちょっと👉👈ってやってみたり。ちょっとした動作一つ一つがとても可愛かったです。かや、さすが。表情や仕草の表現がとても上手。
チルチルに名前を思い出してもらえて声を取り戻した瞬間、感動的ですよね。
ずっとチルチルのこと大好きで…
思い出してくれて嬉しかったんだねぇ…
オヨヨ…(滝)
そして、人形の女王様も出てきました。
今回ののえはいつもよりも大人のお姉さん的なポジションの役で、今までとは違う、新たな魅力を発揮しました。
上品な振る舞いがすごい綺麗な女王様でしたね。
私ここの女王様の言葉が好きで
「人間はいつか大人になる。でも覚えていて欲しいんです。あなたも昔は人形遊びをしていた子供だったということを。かつて子供だったことがある人は、いつでも子供に戻ることができるのですよ。」
大人になって「こう在らなければならない」みたいな周りからの見られ方とかを気にしてしまって昔のように純粋に楽しめないことが増えたけど、人形遊びをしていた時(子供の頃)のように頭や心を柔らかくして純粋に素直に楽しんでもいいみたいなそういう…上手く言えないけど、救いのメッセージみたいなのを感じました(意図があってるかわからないけども)
そして物語は少しずつクライマックスに近づいていきます。
チルチルはミチルと再会できるのでしょうか?
クマちゃんは?
まだ続きます‼️









