企業からの脱原発 | Tomicatomic

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原子力政策についてが多いです。ものごとの本質とは何ぞや?とアホなりの想いを綴っています。つい、社会の気持ち悪い部分に目がいってしまいう性分ですが、けっこうポジティヴ!!いつか普通のブログになる日を祈っております。

今日は横浜のデモに参加した後「企業からの脱原発」at 横浜市開港記念会館 吉原 毅さん(城南信用金庫 理事長)のお話を聞いてきた。

経済学部出身者が語る「脱原発」がくれる勇気はハンパじゃない。



城南信用金庫の、先代の

「信用金庫は、地域を幸せの為に機能すべき。金儲けにかまける、銀行に成り下がるな!」

と言う理念に感動した。

過激な発言やからか

「私が言ったんじゃありませんよ!先代のコトバですから!」

なんて茶化しながら

「東京電力さんが、電力が足りないので、原発をどうしても稼働させなければならない、と仰るので、ご協力せねば、と、エネットに切り替えさせて頂きました。」

311以前から、原発分の節電に挑み、3割どころか、4割の節電に成功し、エネットに切り替えて、10%も、電気代が安くなったそう。

エネットに切り替えた際に、匿名の苦情の電話がイッパイかかってきた、と言うお話には、やはりな、と。



感動したのが、顧客の5人が「自分達も何かしたい!」と協力して、節電マシーンの開発をした話。

「企業家は、金の権化みたいに言われています。もちろん、そういう部分もありますが、基本的には『世の中の役に立ちたい』と考えているのです。」



そうあって欲しい。堂々とそう出来る世の中を切望します。



三井住友銀行の元頭取、西川善文氏も「原発はもう無理だ。」と言ってたミタイ。



「自分さえ良ければ良い、少し先のコトを考えられない、そんな人々に訴えかけて行き、より良いコミュニティーを作らなければなりません。」

何度もコミュニティー、と言うコトバを使っていらっしゃったのが、印象的でした。



経済界からの声は心強かった!



消費者運動くらいしか、国民は出来ないので、もっと、自然なコトとして、浸透して欲しい。

だから、出来るだけ実践する。

原発分の節電は私も311以降に実践してて、3割の節電って、難しくないな、と思ってたから、嬉しいシンパシー。

LEDライトに換えるとむちゃくちゃ電気代が安くなりました。



出来るコトをやろ!

と再び思わせて貰えて、感謝!