立派に死ぬことは簡単なことだ。
立派に生きることが難しいのだ。
立派に生きることの難しさ・・・・
若いころ、月末になるとお金が無くて
いつも前借をしようかって悩まされた。
家内に渡す給料袋は未開封のまま手付かず
のまま渡したい。でなれば家内からシバかれる。
子供のころから空手を習っていた家内なので人を
ドツク行為に関しては立派な人である。
月末になって小遣いも無くなり家内から催促できる
はずもなく、困っていたある日、道を歩いていたら
500円を拾いました。
しかし財布に数百円しかなかったのでラッキーと
思ってそれでタバコを買ったのですが数日後、
飯代として家内から頂いた1千円札。10時の休憩に
自販機で缶コーヒーを飲もうと思って1千円札を
投入したら1千円札が中途半端なところで止まって
しまいました。まるで自販機がアカンベーしている
ように見える。1千円札の丁度7分目あたりでした。
返却レバーを回してもウンともスンともいわない。
自販機から露出している札の端っこを指で摘まんで
引っ張って半分まで出てきた時にビリって1千円札が
敗れました。
半分のところで札が破れ、残りは自販機の中、
破れた札は銀行へいけば交換してくれるらしい。
しかし、破れ具合も関係があり全体の半分以上ある札
はピン札と交換してくれる。それ以下の札に関しては
ゴミ箱行き。
よく見ると1千円札は10%のうち5.1%欠損しています。
銀行員に聞くと半分以下なので交換はできないらしい。
拾った500円玉が利息がついて4.9%千円札に化けてしまった