奈良県に住む知人の誘いで奈良の王寺へ行ったのは先月の31日だった。
聖徳太子ゆかりのお寺である法隆寺は木造建築では日本最古であり世界最古の木造寺院としてギネスブックにも登録されている。四天王寺などは戦火を浴びて何度も焼け落ちているが法隆寺は建立から現在まで一度も焼けたり地震などの天災や人災などで墜ちたことはない。この寺院を有名にしているのはそれ以外に顕宗論というインドの3世紀ごろの経典が7000巻も現存(書写/写経)されていることで知られている。
日蓮正宗第二十六世日寛上人も臨終の御指南の儀の説法で顕宗論を引用されている御説法があります。
人が気にしていることをいつまでも罵ったり、それをメシの種にしたりすると、必ず死ぬ際には苦しまなければならないことを仰っている。また悪事を作った者が臨終を終える際にも作った悪事を消滅しなければ業を残すことになり来世には障害となって生まれてくる要素になる。それを逃げる人には来世の生まれ変わりが鈍るというのだ。
外に様々なことが書いてあるのが顕宗論。
その近くの野池に孔雀が飛来してきた。緑色の鮮やかな不死鳥・・・・
不老不死とは文字のとおりですが日蓮大聖人が佐渡で書かれた御本尊様に不老不死が書かれてあった。とても薄く細い文字だった。佐渡の本尊の不老不死・・・。世界に不老不死を表す鳥は多く存在する。フェニックスとも呼ばれるが日本の場合は鳳凰を意味する。死なない鳥、しかし、よくアニメで登場するフェニックスは孔雀や尾長鳥のような形をしていますね。鳳凰も尾長鳥に似ている。
奈良の寺院には鳳凰をよく見かける。
本堂の屋根の上に鎮座している鳥が鳳凰です。
日蓮正宗の奉安堂に描かれている鳥も鳳凰です。
しかし、興味ありません。
孔雀とは珍しいではありませんか?
緑色の羽をした野生の孔雀が日本にも棲んでいたんですよ。