大阪首都構想って・・・ | FMのブログ

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昔のカメラNikon FM

大阪を首都にしよう・・・

 

日本の首都が2つできちゃうの?

それより先に大阪が府から都になろうとしている魂胆を

説明すると無駄な税金の投じ方をやめようという動き

からだったという。

 

それを機に大阪都構想が思案された。。。。

 

その説明

 

凡その経緯は大阪には巨大役所が二つあります。

大阪府と大阪市です。

 

松井一郎氏の父も大阪府の府議会の議長を務めた大阪を

代表するリーダーシップだった。自民党推奨を受けては

いたものの地元票につよい支持を受けているため、なかなか

潰れない人物だった。

 

大阪の政治家では御三家の一角を成す人物だ。

松井一郎氏はその二代目にあたる。

 

大阪の巨大行政が常に衝突する

道路も建物もすべてが二極化して想う通りにできないという

のが難点だったんだろう。しかも常に政治思考は分裂して

それぞれの政治構成で行われてきた大阪は無駄な税金が投じ

られてきた。

 

その無駄なものといえばワールドトレードセンター(南港)や

大阪ドーム(京セラドーム)、交通・道路のインフラなどを

考えると大阪府はJRや私鉄に頼っている部分があるが大阪市は

長きに渡り大阪市営交通を持っていた。その市営交通で唯一

黒字路線だったのは御堂筋線で御堂筋線の一部分だけが超黒字

路線だった。他の路線に関しては全て年間を通して赤字路線。

 

大阪市の無駄な税金を大阪府は常に監視役になっていたといって

も過言ではない。大阪市vs大阪府が常にいがみ合ってきた

大阪を一つにしようと構想を練ったのが大阪維新の会。

それよりも以前から二極化した行政をなんとかしたいと考えて

いたかもしれない。

 

大阪府営と大阪市営も大阪府が一歩譲って大阪市営に吸収合併

されてしまったものも多くある。

 

これってマジっすか?

と思えるものの一つとして公団住宅があります。

昔から二極化した経営の中でそれぞれの行政が主張してきた

住宅がある。大阪府は大阪府営住宅。大阪市は大阪市営住宅だ。

府営住宅も市営住宅も団地ですが大阪市内に府営住宅が建設

されていることを不思議に思う人がいる。なんで大阪市内に

府営住宅があるんだ?

大阪府になんで市営交通地下鉄駅があるんだ?

堺市百舌鳥や八尾市八尾南、大日などは大阪府守口市になる。

このあたりは大阪市も同じ大阪府になるからあって当然だろう

ということになった・・・・

 

府営住宅と市営住宅の利益を考えると市営住宅は金がない。

府営住宅は金持ち・・・・

 

どっちが人気なのか?

 

府営住宅。

 

しかも府営と市営では府営のほうが金持ち。

入居率も高く抽選も市営の倍はある府営。

 

ここ40年の間に府営住宅が新たに高層住宅を建て直している。

従来の団地といえば5階建ての建物で1棟の建物に入居できる

世帯は100世帯未満で一番多いのが150世帯なんて団地もあった。

 

それらの中堅建物から1棟で1000世帯が住める団地を建設して

しまおうと建てられたのが現在の府営住宅。では大阪市営住宅

はどうなってしまうのだろうか?

じつは、ここに無駄な行政の構想が一人走りしているのです。

 

金持ちの大阪府大阪府営住宅さんが最後に財を投じて新しい

住宅を建てる。もちろんお金は大阪府が支払うわけです。

そしてお金に乏しい市営住宅は破綻と思わせ市営住宅は取り壊

される。そして大阪市営住宅が大阪から消えるのかと思いきや、

大阪府営住宅が消えてしまうことになった。

 

なんで?意味わからん。

 

つまり大阪府営住宅が大阪市営住宅に名前を変えてしまうのだ。

これは大阪市が大阪府を捻じ伏せてしまった。

 

こつこつと財を貯めてきた大阪府営住宅が消えてしまう。

無駄使いの多い大阪市営住宅が陣取ってしまった。

 

これも二極化した行政の圧力によるものです。

これらを解消するために一極化してしまおうと考えたのが維新の

会。でも上手くいくかな?

 

心配なのは自然的に移行できたら良いのだが、一極化するために

さらに無駄税金が投じられることになる。

 

そして無駄な大阪市営交通を民間に払い下げをしようという事で

大阪市営交通が無くなり大阪メトロなんとやらに変わってしまった。

大阪の無駄な税金を失くすという理由を述べては過去に作ったもの

を取り壊しているのが大阪維新の会。

 

御堂筋の銀杏の木も同じく秋の風物詩だった銀杏を切り倒しは

しないものの、実を付ける株を実が成らないように枝を切り立ったり

してきた。これが町中にある公園でも実施されているのだ。

ある意味、銀杏は秋になると無料で食える実でもある。

 

大阪のシンボルマークとして銀杏の木が主張されているのに大阪を

良い町にしようと銀杏の木を切り倒しているのが現状。

 

いったいあんた、どこの人だ?と言いたくなる。

 

さて、大阪の二重行政をなんとかせねばという思いは誰から発せられ

たのだろうか?が問題であり、大阪の行政は大阪府民が決めることで

あり大阪の将来は大阪府民が構想を練るのが当然である。

 

大阪市営交通もワールドトレードセンターもいったいが誰が建設した

のか?そして誰も利用しなくなった巨大高層ビルをなんとかせねば

と考え、ビルの販売を開始したが結局だれも買い手がつかない木偶の坊

になってしまった。このままだと南アフリカの廃墟高層ビルと同じこと

になってしまうので大阪市が使うことになった。

 

もともと大阪の経済のために建設されたワールドトレードセンターだが

悪いトレードマークになってしまったというダジャレも使用できない

産物を生み出してしまったわけです。

 

さまざまな施設や建物を解体して無駄な税金を失くそうと試みてきた

ようだが、それを実施するために使われた費用そのものが無駄な税金

を投じてしまっている。

 

それでも無駄な税金を失くそうと訴えてきた維新の会

 

いやいや、無駄な口を突っ込まれたら困るから邪魔者は消し去ろうと

しているのではないか?自分たちが思う通りに政治を動かせたら

夢みたいな世界になる。大阪府民はすべて俺様の言い成り。

これで一件落着か?

 

国会に現れた謎の政党。

やはり大阪のドンと呼ばれた松井家も国会では、ただの人だったみたい。

テレビ番組で一躍人気を得た橋下徹さんも国会では茶番劇の役者として

扱われたみたい。悔しい思いは立党して間もない政党なら皆経験して

いる。自民党や共産党の底力を知ることになっただろう。

 

何かが足りない。その何かは地方選挙にある。国会となれば様々な地域

の人から支援や支持がないと信頼が無い。公明党は言論との対立で過去

から闘ってきた政党であったり、さまざまな苦難に耐えて解決してきた。

票を投じてもらうために何が必要なのか?自分たちが一般市民に頼られる

ためにやらねばならない公約をどう考えるべきか、どう果たしていくべきか

を考えている政党は少ない。

 

大阪都構想も国が求める仕事も禄にできないのに認めるわけにはいかない。

7万円・10万円の非課税世帯への給付金制度のなるべく早く対象者に渡る

ようにと指示があっても前回と同じ日数になっている。これで都構想

は無理ではないか?

 

また南海トラフ沖地震の心配も予想される。

都構想の前に自身の都を自身で立て直すぐらいの力を持っていても良いの

ではないか?

 

経済面でも人の住みよい都市であること。安全であること、そういう町

だとやはり都構想にしろ指示が受けられると思う。今、試されている

時期でもあるのに大阪万博でも計画上の予算を大幅に超えてしまっている

のは市民の声が繁栄されていない証拠。

 

仕事をして楽しいと感じる都市と仕事にいっても目上から常に監視されて

いるような目つきで見られ常に偉そうに命令を受けて働かされている状態

では、病人ばかり作って健康的な労働は成り立たない。

 

都構想もいろいろと都合よく変わったと思う。

大阪が東京に何かが起こった場合に備えての都構想と言い出したり、

大阪を一極化にするための口実を思わせたり、様々な理由を描いた

物語を耳にしてきたが、どれも大阪府民にとっては求めている姿には

見えないのですよね・・・・・

 

地方の行政をもっと良くしてくれないかな?

都構想は夢みたいな世界だとか念仏の教えはもう良いよって話だよ。