「ZIPAIR Tokyo」の成田-仁川路線に乗ってレポート~Wifi・コンセント付・手荷物は? | ソウルだけが韓国じゃない!<韓国大都市・郊外・地方ブログ>

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※写真・文章の無断転用を固く禁じます。©tomhangeul

10月に入ってからコロナ禍での海外出入国規制が緩和され、だいぶ海外に行きやすくなりました。

 

しかし原油高や円安で航空券の価格が上昇し、現在は東京ーソウル間では安くても総額3万円前後となることや、日本入国時のワクチン接種3回等の関係で、渡航をためらっている人も多いかと思います。

 

※初心者向けにお伝えしておくと、一般的に羽田ー金浦は成田ー仁川よりも金額が高くなります。参考:金浦空港と仁川空港、どちらを使うか?(2017.3月初出)

 

 

●その時に最安だった「ZIPAIR Tokyo」を選択

2022年11月に最も安い航空券を選択し、韓国へ渡航しました。成田ー仁川間の往路移動は「ZIPAIR Tokyo」を利用しました。2020年に運航を開始した航空会社で、今ようやく認知されつつある会社だと思います。

 

 

これまでにも日韓路線のLCCには何度も搭乗してきました。ちなみに日本・韓国の航空会社ともに空港・機内での対応が悪いと感じたことはありません。

 

今回登場した「ZIPAIR Tokyo」は、JALの子会社ということで、日本的なきめ細かさを感じました。以下の通りです。

 

●無料Wifiサービス+電源付き
「ZIPAIR Tokyo」は、海外路線では画期的な無料Wifiサービスが組み込まれていた点。これは非常に評価できます。

 

 

客席ではスマートフォンを機内モードに設定したまま、Wifiに繋ぐことができます。映画や音楽、飛行機の位置情報などのコンテンツが用意されており、それぞれのスマートフォンで見ることができます。機内サービスの購入もスマホで決済します。

 

さらに客席にコンセントも備え付けられおり充電も可能。客席のポケットもメッシュになっていて、パスポートや機内作成書類を挟んでも置き忘れしにくいようになっています。こうしたところは評価できます。

 

 

 

●手荷物で追加料金が発生!

ただ問題が発生。初めて手荷物で追加料金を徴収されました。7キロまでは無料、12キロまで持ち込めると把握はしていたのですが......。いざ空港に行くと4000円追加となりました(※隣のカウンターにいた人も4000円加算されてました)。

 

「ZIPAIR Tokyo」の手荷物料金(日韓路線の場合)

7キロまで:機内持ち込み無料

7キロ超~12キロ未満(事前予約):24時間前までのWeb予約2000円(12キロまで機内持ち込み可)

7キロ超~12キロ未満(当日):当日機内持ち込み不可、受託手荷物3000円+事務手数料1000円

 


Web事前なら2000円で、空港で加算なら3000円、とするならまだ理解できます。

 

しかしカウンターでの事務手数料として+1000円加算されるというシステムが謎に感じました。

 

ご利用される皆さんは、うっかりでの当日加算にご注意ください。

 

事前に荷物量を把握するかどうかでコストが大きく変わるのか?単にうっかりを誘発したいのか? 航空事情には詳しくないのでわかりませんが......。

 

「ZIPAIR Tokyo」はまた利用するかもしれませんが、手荷物料金のシステムには納得がいかないところもあります。

 

それ以外は日本の会社らしい気持ちの良い接客、Wifiサービス、客席のコンセント付きは非常に良いと思いました。

 

というわけでこれをもってZIPAIR Tokyoのレポートとしたいと思います。韓国旅行、その他海外に行かれる方のお役に立てばと思います。