恋人に対して『ペット』と言う冗談が通じる、通じない狭間の中で。 | 気まぐれ日々

気まぐれ日々

気まぐれに思った事、感じた事を綴ります。

【ペット同伴お断り】
そんなお店のポスターを一句を見て彼女が何気なくジョークを言った。

「ペット同伴だったら(お店に)入れないね」

瞬間、何を言ってるのか理解出来なかったが、彼女自身の自己フォローで理解した。
彼女はジョークの後に「彼女が酷い事を言う」「ウチの彼女が酷いんです」と、私の気持ちを予想した自己フォローを入れていた。

恋人である私=ペットで揶揄したジョークであったと。


彼女の自己フォローの内容から、比喩ではなく揶揄なのは間違い無い。


全く予想外な揶揄に私が理解した瞬間は直感的に、今すぐ彼女の荷物をぶん投げで帰ろうかと思うくらい不愉快で怒りもあった。

しかし私はそれはしなかった。
それをした所で何も意味が無いし、彼女の持ち物を勝手に破壊するのは悪い事。
後々賠償する事になると考えたら何も私にメリットは無い。

それに、まだ外出先が1ヵ所残っていたので、私は直感的に受けた気持ちを堪える事にした。

年齢を重ねたせいか、頭の回転が衰えた私はしばらく色々と考え込んで無口気味になったのは避けられなかった。


私は彼女と気まずい雰囲気になる事を日頃から極端に恐れている。

私は愛する女性とは言い争い・ケンカはしたくない穏便に仲良く過ごしたい性格だからだ。

『ケンカする程仲が良い』という言葉があるが、私はそんなに自分に自信が無い。

少し数分経ってから、自分の中でも解釈の仕方が正しいのかも自信が無いと思い、すぐに怒る・「それは酷過ぎる」とか言うのは得策ではないという考えの方が勝ったのは、あと1ヵ所寄る所があったから。

世の中には様々な価値観を持ってる人がいるので、ネットで色々な似たような場面に会った人達の意見・感想など、帰宅後にササッとにわかに調べると調べた範囲では、6割以上の男性は不愉快と感じるらしい。
残りの4割満たない男性は心の広い解釈をしてるようだった。

世の中のデータは、あくまでも参考程度に知識に入れただけ。
人は人、自分は自分。

あの時の私の直感は『怒りと悲しみ』。
怒りだけだったら、その場で爆発したかもしれないが、私にはもう若造の頃の瞬発パワーは無い。
むしろ『悲しみ』にやられている。
メンタルが弱いから。
自分に自信が無いから。


「ペットかぁ…ジョークでもキツいな…」


でも、そう揶揄されたのも私自身の普段の素振りから連想されたのも原因であろう。

私はよく彼女に軽いスキンシップを求める。
いやらしい意味だけではなく、彼女の疲れた体へのマッサージや冷えた部分を暖めたり。
もちろん、その延長で邪なタッチもする。

もし、彼女が私のその邪なスキンシップや下品ネタ話を快く思ってなかったら、
昨夜の彼女のジョーク以上に、私は彼女を嫌な思いを沢山させているかもしれない。

そう考えると[怒る]という選択肢は薄れていった。
残ったのは『ペット』という悲しい言葉。


だって、ペットって人権無いでしょう。

ネットでは『解釈の仕方によっては愛情の深い証拠』『家族のような愛情表現』などと書かれたモノもあったが、
昨夜のは、そう受け取れない。
単純に、外出に付いて来てる彼氏→ペットと私は直感的に受けた。
『旦那はペット以下』とかほざいてる、ある現役政治家のせいで、
私は恋人(パートナー・旦那)→ペットという発想に嫌悪感を抱いている。
しかし彼女にはその情報を知らないか覚えてないと思う。

そのアホ政治家の事が頭に浮かんだ私は、それを重ねてしまった。


言葉や行動により相手を傷付けてしまうのは、お互いに避けられない出来事。

爆発するのは彼女。
ヘコむのは私。

彼女を怒らせてばかりいるのは、むしろ私の方。

申し訳ない、申し訳ないと、自己嫌悪スパイラルに入りそう。