参議院での野田首相に対する問責決議案が可決された。
決議案は野党7会派が提出したもので、消費税を決めた民主、自民、公明の3党合意を批判しており、自民党がこれに賛同する事は、自民党も間違っていたと言う事だ。
そして、自民党に対する問責決議でもあるといえる。


更に頭に来たのは、谷垣総裁の小異をすてて、賛成したという言葉だ。
消費税の問題が小異なのか。
国民にとって、消費税は大きな問題だ。
今、厳しい生活をしている人々が多い中、子供や孫達に借金を残さないため、現役世代が消費税で負担しその借金を減らそうと考えた訳だ。
そうでなければ、福祉や年金の金が負担できなくなり、国民生活が脅かされるというものだ。
その借金も、自民党時代の選挙目当てのための無駄な公共投資や箱もの投資の結果だ。


それを、なにも恩恵を受けていない、若者にまで負担させようと言う、利にかなっていない税金とも言える。
それにも関わらず、世論調査でも多くの国民は仕方なしと認め、泣く泣く受け入れた訳だ。
それを小異とは何事だと思う。
自民党と言うのは、やっぱり国民の気持ちが分っていないと思っても良い。


TOMのブログ
民主党も最悪なら、やっぱり自民党はそれ以上なのかもしれない。
丸山議員か棄権か反対かしたらしいが、他の議員は何も考えず、決議案の文章も読まず賛成に回ったのか。
今後、自民党は国民にどう説明し、どう収拾するのだろうか。


自民党は消費税に対し、今までの事を自己否定し、反対に回ったと誰もが思うだろう。
約束を公然と破るこんな事、前代未聞の事だろう。
自民党に対し、野党からも馬鹿にした発言さえ聞かれる。
消費税に関しては賛成と言えば、これ又決議案に反する事で、野党7会派に対する背信行為とも言える。


野党7会派はこれをきっかけに、自民党と手を組み、消費税法案の廃案も出来るはずである。

本来なら、国会を空転させるべきでなく、再審議に持って行けばよい。
しかし、首相の問責が可決された以上、野党もその手段を失ったのかも知れない。
こんなレベルの低い国会運営が、国民の政治への関心を失うと言う、最悪の事態は避けて欲しいが。

野田首相に対する問責決議案が、自民党案と野党7党案でもめて、本会議が開催出来ないという。
野党7党案には消費税反対の文言があり、自民党がその部分に難色を示しているとか。
しかし自民党がこれに賛成する方向にあるようだが、自分達がやって来た事の自己否定となり、どうするのだろう。
自民党もいい加減と言える。
それなら、初めから消費税反対で押し通せば良かったものだと思う。


問責決議には法的拘束力は無いが、国会は重要法案の審議が全て止まると言う。
予算遂行に必要な赤字国債法案は止まり、9月から地方への税の交付出来無いとの話である。
そうすると、国民に対するサービスの低下どころか、いよいよ公務員に対する給与の遅配が始まる可能性もあるそうだ。
地方によっては、銀行から借り入れでその場は対応できそうだが、利息の支払いなど、更に無駄な公費を使う事になる。
一票の格差の是正が行われず、今の違憲状態で解散総選挙を行うと、選挙が無効になる可能性もあると言う。
立法府がこんな事では、どうにもならない。
違法な状態を知りながら投票を行う、国民には責任はないのか。

そして報道を見ていても、国会議員は何をしていると言う論調が多い。
しかし、この論調はおかしいと思う。
そもそも国会議員を決めたのは国民で有り、その責任は本来国民に有る訳だ。
だからこそ、国民よしっかりしろ言った方が良い。



だが、残念ながらこれからの国会運営は、選挙をしようとしまいと何年もこの状態が続く。
どこかの政党が、衆参両議院で過半数を取らなければ、何も出来ない事で有る。
次回の衆議院では自民党が過半数を取ると言われているが、それでも参議院はねじれている。
その上、多党化時代である。
政策毎に、合意を得て過半数を確保して行くしかない。


内外ともに重大な問題を抱えている。
こんな時に、国の司令塔である最高機関は崩壊状態。
一体この国はどうなるのだろうか。


ロンドンオリンピックでアメリカのユニフォームが、中国製と言う事で話題になった。
アメリカの国会議員が怒って、作り直せと騒いだとか。
そして、ロシアではAPECで使うユニフォームが粗悪品で、仕立て直しで大忙しと言う。
サイズ違いや、同じサイズでも寸法はバラバラ、発注と違う素材を使用したりと、大変な騒ぎの様だ。

もともと、中国製を信じ切っている事自体、間違いである。
日本でもアパレル製品の中国製シェアは90%もあると言う。
多分、日本人の厳格さが無ければ、国内に於いてシェアは90%占めないだろう。
なぜら、そのまま店頭に並べれば、ロシアと同じ事で消費者は二度と買う気は起こらないだろう。

それを防いでいるのが、日本の検査体制である。
  有名ブランドやチェーン店、専門店も殆ど中国製が多い。
しかし、この中国製は販売者としては、品質管理に一番気を使う。
ほっとけばロシアの事例は、日常茶飯事の事だろう。

特に安全性面では気を使う。
一番怖いのは、針などの異物の混入。
それも、怪我をさせてはブランドイメージにとって致命的。

 中国の工場では、始業前ミシン針など本数を確認して渡す。
そして終業時に、その本数と折れた針を確認し、折れた針が有ればその破片の有無も確認する。
そして出来た製品は、サイズチェックや、異物が無いか検針検査等を行って日本に輸出している。

だが殆どの一流メーカーや有名小売店は、これでも信用していない。
日本で再度、検針機やレントゲン等で異物をチェックしている。
更にサイズや、素材、色落ちまで再検査する場合も有る。
そして、店頭に並ぶ訳である。
ここまでしても、針やハサミ等の異物が見逃される事もまれにある。

価格の安さだけを追求していると、痛い目に会うのは目に見えている。
国内での検査を省略すると、必ず何らかの問題を起す。
約束を破るのも中国の常。
ロシアの調理服に、約束と違い化学繊維で作った物も有ったらしいが、やはりと言う気がする。
万が一火が調理服に燃え移ればと思うと、恐ろしい話でも有る。
昔、日本でも割烹着に化繊が使われ、主婦が火傷を負った事も有る。

安全を求め、最初から、最後まで日本人が確認するからこそ、商品が満足出来るのかもしれない。