大阪の都構想、反対派が僅かの差で勝利した。

投票前反対派が優勢と言われていただけに、結果にはかなりの差が付くと思っていたのだが。

だが1万票余りしか差が無い。


出口調査による投票行動の分析結果を報道各社が出していた。

驚いたのは、60歳以下の殆どの年齢で、賛成派が反対派を上回っていたことだ。

若い男性は賛成派が多いと予想していたものの、女性は橋下氏嫌いも多そうで、反対派が多いと思ったのだが、反してこれも若い年代の女性も賛成派が多い。


皮肉にも大阪市の将来を決めたのは、70歳代以上の老人達だった。

それにしても老人が多い事を改めて知った。

やはり年を取れば取るほど、現状改革はしたくないのは現実だろう。


本当にこれで良いのかと思うが、民主主義の原則上仕方ない。

国民の賛否を確認するのには、代議員制度より直接投票が一番確実で民意を反映している。


だが、若者の人口が減る中で、この結果を見て自分たちの意見は反映できないと、投票しなくなるのが一番心配。

話によると、都構想と全く関係ない、市営交通機関の無料パスが廃止されるとか、窓口のサービスが無くなるとか、それが老人たちの投票に影響を与えたとも言われている。

だが、大阪市は夕張市と同じくらい財政状態が悪い自治体である。

現状を変えない限り、無料パスどころでは無いと思うのだが。


この先、大阪市政の混乱は大きくなりそうな気もする。

特に自民党大阪府連は市政に置いては、野党と言うより責任政党に近い。

最初に橋下氏を知事にと持ち上げたのも大阪府連。


その面では、他の野党と違うはずだ。

今回主導権を持って反対しただけに、どのような対案の政策を出してくるのか。

それとも現状維持で、又もや財政の悪化を招いて行くのか興味津々。