日中首脳会がやっと行われた。
突っ込んだ話し合いにはならず、取りあえず25分間会談したと言う感じだ。
懸案の靖国や尖閣の問題も今回は持ち出していないようだ。
日中間で不測の事態にならないよう、取り決めをする合意が行われたくらいだろう。
今回は取りあえず顔合わせ位で仕方ない。
日本の外交は玉虫色で解決しようとする。
日本ではこれが通じるかもしれないが、国際的には通じない。
韓国や中国の問題も、その場しのぎの外交合意をさせたため、後々の政権が変わるたび問題になる。
決めた政権や人物が変われば、内容が分かっていないだけに、お互いが有利な方向に考え、余計に混乱する。
TPP交渉もどうも楽観的声明が出されるようであるが、実質は考え方に大幅に違いが有るのは間違いない。
アメリカも上下院で共和党が多数を取った。
余りもたもたしていると、共和党は保守派が多く日本抜きで締結しようとする動きが出ないとも限らない。
ただやはり言うべきことはハッキリ言っておかないと、後々問題になるのは間違いないし、締結前より更に状況を悪化させているのは現状を見ればわかる。
中国は日本と違いTPP交渉に加わりたくとも、相手にされていない。
その為か韓国とさっさとFTAの締結をし、日本が取り残されるよう圧力をかけているようでもある。
中国で韓国と競合する日本の産業は、厳しくなりそうだ。
TPPが締結されないと、国内の主力輸出企業はTPP加盟国に、工場を移転するかも知れない。
そうなると、国内の産業の空洞化は避けられない。
本当に国際交渉は難しい。
政権の点数稼ぎで安易に決めてしまいがちだ。
もう日本の曖昧妥協は通用しないと思い、禍根を残さないようしっかりと決めてもらいたいものだ。