ノーベル物理学賞を、中村修先生、赤崎勇先生、天野浩先生が受賞した。

最初青色LEDと聞き、企業と訴訟問題起こしたあの方だと、中村先生を直ぐ思いだし驚いた。

徳島の日亜化学工業に対し、300億円余りの報酬を要求し裁判で8億円余りで和解した。

この訴訟が起きたとき、企業内での功績と個人の報酬を考えさせられたものだ。


企業内の功績は自分一人では無い。

企業からの人、物、金のサポートが有り、初めて成果が出る訳である。

それに対し、企業の一員が何故そこまで要求出来るのかと当時は思っていた。


中村先生自体も、創業者の社長には大変援助してもらったと、今でも節々に感謝の念を述べる。

それがなぜ会社とここまでこじれたのか。

どうも二代目の社長との確執が有りそうだ。

中村氏先生は追い出されるような形で、日亜化学工業を退社したと言う。


日亜化学工業のホームページを見ても、今回の受賞に関しては一言も書いていない。

受賞一覧のページが有るが、世界最高権威の賞は記載できないであろう。

当時は地方の一中小企業が、今や資本金だけでも467億円の大企業になっている。

これも青色LEDのお蔭とまで言われている。

しかも、2000億円の売り上げの内、利益は1000億円とも言われるから凄い。

こう考えると8億円の報酬は余りにも少ないように思える。

ノーベル賞受賞後なら、全人類に貢献という事からすると、300億が妥当と見られたかも知れない。


会社を巡る黒い噂は、本にもなっているようだ。

中村先生が脚光を浴びるとともに、日亜化学工業の暗部も脚光を浴びて来そうだ。

先生を支持する人たちは多いし、人気も高い様だ。

金が目的の人であれば、こんなに人気は高くないはずだ。

日本人にとって中村先生の受賞は大喜びなのだが、日亜化学工業にとってノーベル賞で脚光を浴びることは最悪かも知れない。