福島第一原発の吉田所長の調書が話題になっている。

この調書は吉田所長の希望で公開されない事になっていたようだ。

ところが、内容が朝日新聞の報道と、大きく異なっているとの事だ。

当初はどこから出た情報か分からなかったが、第一原発から所員が命令に反し逃げ出したとの話が出ていた。

それを当時の管首相が止めたかのような話だった。

この話を聞いたとき信じて、酷い話だと思ってしまった。

最近になって朝日新聞から出た情報と分かった。


朝日新聞はこの情報をどこから手に入れたか分からないが、どうも大きな間違いが有ったようだ。

実際には一部の所員を除いて、一時退避させる手順を組む様にと指示を出したのだが、現場が間違えて退避してしまっただけの話であるという。

所長の意に反し逃げ出した訳では無いのだ。


命がけで原発の収拾に携わっていた所員は、逃げたと言われれば可哀そうである。

他にも報道とは異なることが多いらしい。

残念ながら、吉田所長はお亡くなりになり真相を今聞く事は出来ない。


だが調書が残っており、これによって解明は可能である。

故人との約束では公開できないが、間違いが有ると言われる以上、個人や所員の名誉のためにも公開すべきである。

色々と本音を出すため、相手の名誉などを考慮したため非公開としたのだと思う。

幸いにも遺族は公開しても良いと了解はしているとの話だ。


今のままでは、事実が何かを知ることが出来ない。

朝日の記事を他の新聞社は吉田調書と違うと言っているが、公開されていない以上どちらが正しいか判断は付かない。


新聞社や週刊誌は自由気ままに書く。

話の前後を削除したり、誇張して書くことも多く混乱を招く。

報道が正しいと思うと、大きな間違いを招く事も有る。


日本国内ならまだしも、海外で引用され誤った情報が流されるのは問題だ。

今回の所員が逃げたと言うのも、海外で報道されたようだ。

公開されれば、どちらが正しいか我々でも判断できそうだが。