福島と鼻血の問題は収まる気配も無い。

小学館は原発事故と、鼻血の関係を決定づけたものでは無いと、見解を述べている。

しかし、この問題を考えるに、今福島県民の気持ちを傷つけたのは間違い無い。


福島の住民の多くは、毎日を不安で過ごしている事と思う。

自分が福島の住民だったらと思うと、毎日気が気でない。

その中で、医学的根拠も示さないまま、ただ鼻血と疲れが事故のせいのようなことを言う。


問題なのは登場人物が、架空人物でなく、前双葉町長が述べていることである。

双葉町民に、そのような症状の人たちが増えていると言えば、本当と思わざるを得ない。

ところが、双葉町民にはそのような話は無いという。


もし増えているという事が事実なら、国としても対応をしなければならない。

それだけに、もし本当であるなら根拠を明らかにする必要が有る。

美味しんぼうは人気のある漫画でもあり、影響力は大きい。

その意味でも作者は、ちゃんとした説明をする必要が有ると思う。

騒ぎになって、自分の責任と言うだけでは、あまりに非常識。


事故に過敏な人と余り気にしない人がいる。

自分の様に、事故後安全と言われれば、福島の食材を平気で食べる人間もいる。

一方で、安全と言われても絶対食べない人もいる。

やっと、少しずつ食材も売れ始めて来たのに、この話を信じれば又もや逆戻り。

風評被害の再来だ。

事実でなければ、損害賠償の対象となるかも知れない。


不安を煽れば書物は売れるという。

原発事故は苦しんでいる人が多いだけに、真実を伝えることが重要だ。

今自分にとって福島原発事故は、国も東京電力も、科学者も信用できなくなっている。

それだけに真実が知りたいのものだ。