先週数輪咲いていた桜、白くて染井吉野だと思っていた。

今日は満開かと思って、写真を撮りに行ったら、遠くからピンク色になった木が見える。

前回撮影したピンクの桜の木と思ったのだが、なんと染井吉野と思っていた大きな木の方だ。

白がピンクに変わりびっくり。

別の種類で有るのは間違いないが、桜は40種類以上もあり何の桜か分からない。

余りにも見事で、通りすがりの人が、カメラや携帯で撮影をしている。

回送していたバスの運転手までが、写真を撮りに降りてきた。

業務違反にならないのか心配だ。

なぜこんな大きな桜の木が1本だけ有るのか、不思議でしょうがない。


袴田事件の死刑囚とされた袴田さんが釈放された。

冤罪で死刑になるのを防げただけでも、よかったとしか言いようがない。

当時の警察の取り調べで、自白を強要された可能性も大である。


問題は検察側でも弁護側でも、最新のDNA鑑定で、袴田さんのものでないと断定されている。

にも関わらず、今回の再審開始に対し検察側は即時抗告している。

しかも、裁判所の拘置停止に対しても、地検は決定取り消しを高裁に抗告した。

もうメンツそのものだけだ。

だが、人の命がかかっている。

絶対的証の衣類から袴田さんのDNAが出来ないどころか、サイズ的にも合わないという。


こんな状況で、検察側が勝てるはずは無い。

残念ながら作り上げられた、犯人としか思えない。

昔は犯罪が起こると、弱い立場の人を犯罪人に仕立て上げる風潮が有ったのも事実。

本当にひどい社会だったのかもしれない。


疑惑のある事件については、科学も発達したこともあり、再審は必要かもしれない。

無罪の人間を死刑に処すという事は、検察や裁判官が殺人を犯すのと同じ。

確たる証拠がない以上、悪あがきは止めるべきだ。

自身は死刑制度に反対ではないのだが、あくまで犯人であることが、数々の証拠で証明出来ればの話である。


50年近くも拘置され、楽しい人生を過ごせなかった、袴田さんは本当にお気の毒だった。

国としても最大限の、手を差し伸べるべきである。

検察が抗告した以上、まだまだ安心は出来ない。

検察側の鑑定でも証拠は出ていない以上、潔く引くべきだと思うのだが。