名護市長選挙で、稲嶺氏が当選した。
基地移設反対派が再選された訳である。
しかし、国の政策が地方の選挙結果で覆されるものであろうか。
甚だ疑問でもある。
もし、辺野古への移転が出来なければ、住居の密集している普天間に残ったままだ。
アメリカとしてはあえて、普天間から移設する必要が無いと思っているだろう。
一方普天間の住民からすれば、移転して欲しいと思っているのは間違いない。
移転は日本からの要請であり、アメリカとしては基地を用意して呉れれば、しょうがないから移ると言っているに過ぎないと思う。
沖縄に限らず、基地周辺住民は、基地が生活基盤になって無い限り、出て行って欲しいと言うのが本音かもしれない。
何時も尋ねる知人も、横田基地の近くに住んでいる。
米軍機が離発着を繰り返し、轟音が凄い。
家は国から防音設備が補助され、空調も設置してくれている。
今同じ場所に住居を建てても、既に騒音が発生している場所として補助は無いと言う。
自分で防音や空調設備を設置しなければならないとか。
知人も出来れば出て行って欲しいと言っているのだが、国の為我慢していると言う。
自分達も同じ境遇だけに、沖縄だけの問題では無いと常に言っている。
基地問題は地方の問題と言うより、国の問題が大きい。
戦後70年近くなろうとしているのに、まだまだ米軍の管理下に置かれた状態だ。
日本も米軍無しでは防衛は難しい。
中国が攻撃してくるとすれば、沖縄からと言うのは分かり切っている。
自衛隊で対応しようと思っても、無理な話。
それこそ、軍事予算で社会保障費等無くなるだろう。
少なくとも米軍基地が有る限り、攻撃する事は無いだろう。
この先工事はどうなるか判らないが、移転は民意とは逆に進められて行くのは間違いない。
地域の民意が有る一方、国全体の民意も有る。
政府はそれも無視する事は出来ないだろう。
