マルハニチロの子会社アクりフーズで冷凍食品に、農薬のマラチオンが入っていたという事が、問題になっている。

現状の流れからすると、故意に入れられたのは間違いなさそうだ。

これで思い出すのは、中国の毒餃子事件。


中国の対応の悪さに、多くの人は文句を言ったものだ。

ところが今回の事件、マルハの対応は中国の対応と同じとも言える。

昨年11月に既に異臭がすると言われていたにも関わらず、発表や回収等の対応がなされなかった。


石油臭いとの苦情に対し、ペンキの匂いが着いたという事だろうと、安心しきり何ら手を打っていない。

既にこの時点で間違っている。

ペンキの匂いだろうと、消費者が安心して食べられないものを世に出した訳である。

それ以上の飲食を防ぐためにも、発表し回収すべきだった。


回収と並行し、匂いの原因の分析を進めるのが普通では無いのか。

結果、後で後でになり、多くの人が口にした後で有る。

次々と被害者も出て来ている。

幸いにも、嘔吐ぐらいで回復しているようだが。


その後の発表でも疑問が残る。

多く食べない限り安全なような表現を使う等、余りにも事態を軽視した感が有る。

マラチオンが検出され、その毒性を専門家に聞く等、検証しなかったのだろうか。

僅かしか食べていないが、体調を崩した人もいる。


これから工場の従業員の聞き取りが始まるという。

早ければ早い程、捜査もやりやすかったと思う。

これだけ遅れればやはり色々と問題は出てくるだろう。


工場内には何も持ち込めず、作業衣にはポケットも無いそうだ。

異物を入れる事は困難とも言う。

だが、入り口でのチェックも監視カメラも無いようで、部外者が入っても分からないとか。

こんな管理の甘さでは、食品メーカーとしては心配だ。

早く犯人が見つかり、安心出来るようにして欲しいのだが。