今朝窓を開けると、丁度太陽が昇るところ。

毎朝開けるのに、見た事が無いというか、新年にふさわしい輝きだった。

今年こそ良い年になればと思うのだが。


昨夜、一度も見た事の無い除夜の鐘を打つところを見ようと、近くの寺に出掛けた。

毎年のように寝床で聞くだけで、一度はその場を見てみようと思ったのだが、寒さが苦手で出掛ける事も嫌だった。

まして、多くの参拝者が詰めかけ人ごみにまみれるのも嫌だし。


インターネットを見ると、大体10時40分ごろから鐘を打つそうである。

そして年内107打ち、年明けに108個目の1回だけを打つのが正式とか。

初めてこんな事を知った。


何度か迷った挙句、厚着をして意を決し、カメラを引っ提げ時間を見計らって出掛けた。

しかし、途中人に殆ど会わない。

異様に静かである。

寺に着くと明りが灯って、人の話し声はするものの、境内に人が集まったりする様子は無い。

鐘楼は紅白の幕で囲われ、誰かが中にいるのは分かるのだが。


どうも境内には関係者を除けば、自分しかいないようだ。

寺に登る階段で、数人の親子連れにはすれ違ったものの。

何時まで経っても、鐘を打つ様子も無い。

それどころか、近所の他の寺からも聞こえてこない。


結局諦めて家に戻ってきたのだが。

寺の一大行事であるのに不思議である。

鐘が壊れたのか。

しかし、他の寺からも聞こえないという事は騒音問題なのか。

それにしては12時に大きな音で花火が打ち上げられる。


遂に108の煩悩を消す事が出来なかった。

今年は消し去る事の出来なかった欲という煩悩を、更に満たしたい。

初詣でこの望みがかなう事を願う事にしよう。