やっと政府が本腰を入れて、汚染水対策に取り組む事になった。
当然と言うより、よくもこんなにのんびりしたものだと、呆れるし怒りさえ感ずる。
その裏には住民よりは、オリンピックの誘致に影響すると考え、緊急に手を打ったと思われる節さえある。
他国では放射能の恐れ方が、日本とはかけ離れているようだ。
IOC委員の中にも、東京開催に対し汚染水漏れを心配している向きも有る。
それを恐れて、緊急に国の費用で対策を組むと宣言したかったのだろう。
泥縄式にしか思えないが、やる事は歓迎だ。
テレビで福島漁民の話を聞いていたが、本当に切実だ。
それでも、東電を一方的非難する訳でもなく、協力しようとする姿勢も見える。
東電に金や打つ手が無いのも知っているようだし、国が動かなかったことにも不信を持っている様子。
漁民にとっては、誰を信じて良いのか判らなくなっているのだろう。
事故後2年半も東電任せにしてきた事が、大きなつけになって出て来た。
タンクも恒久的なものでなく、間に合わせで作ったもの。
劣化に伴い台風や地震等の影響も出てくる。
対策遅れは更に多額の費用を掛ける必要が有り、事故処理を遅らせることにもなる。
先日、何で山側から水を止めなかったかと言う事をこのブログで書いたが、テレビその解明をやっていた。
事故直後、自分と同じような意見の、原子炉の周りを全て囲む工事計画案だったそうだ。
ところが東電の株主総会の直前に計画は中止されたと言う。
巨額の費用が掛かる事が有り、株主総会を前にして発表を中止したと言われているそうだ。
進めていればもう出来上がるところだった。
今になって同じ様な工事を始めようとする。
回りを囲むのは冷凍方式とかで、水を凍らせて食い止めるとか。
東電の担当者に、同じ様な工事なのに遅らせたのはなぜかの質問が出ていた。
担当者曰く、一度に水をストップさせないと、更に原子炉から汚染水が漏れ出る恐れが有ると。
一度に止める方法が前の計画では出来なかったとか。
総会がらみでは無いとは言う。
東電の話はどうも信頼が置けない。
余りにも隠し続けが多く、何が本当で何が嘘か判らない。
今度は国が直接関与と言うが、これも裏では利権がらみが有りそう。
完成までには2年以上掛かりそうだが、その間増え続ける汚染水どうするのか。
福島の住民だけが、蚊帳の外にならないように願いたい。
