福島第一原発、事故後の処理を進めているものの、次々と新たな問題を起こしている。
汚染水に於いては、海への漏れに続き、今度はタンクからの漏れも起きた。
山側の地下水を止めずに、海側だけ止めるなら相当の早さで汲み上げない限り、海に溢れるはず。
しかも絶え間なく地下水は原子炉を通り、汚染水は増え続ける。
汚染前の地下水なら海に流しても問題は無いと思し、原子炉を通る水量が減れば汚染水も減るはず。
この工事のやり方どう考えていたのか、知りたいものだ。
今回のタンク漏れも回りには一応、囲いが有り水は汚染水は漏れ出ても、溜まるような構造になっていたようだ。
僅かな量で一杯にはなりそうだが、異常には気付くはずである。
ところが排水用コックが開いたままになっていたため、気づくのが遅れた。
しかもタンクには水量計が無かったと言う。
ここに作業慣れと言うか、管理体制の甘さが出ている。
バルブやコック等開け閉めに関する、事故は前からあった。
チェックシートは無いのか。
万が一を想定しても、その管理が徹底されていなければ役に立たない。
この様な問題が起きれば、更に時間と費用を無駄に掛けてしまう。
復旧作業の為、作業員の被ばくが増えれば、新たな人員も確保しなければならない。
本格的事故処理も遅れる一方になる。
更に腹が立つのは国の対応だ。
問題が起きて、こうしろ、ああしろと騒ぎたているようにしか思えない。
事故終息に向かっては、国が主体に行わなければならないのだが、相変わらず東電任せ。
東電は実質倒産企業で、金も無い上今は国営企業と同じだ。
そんな企業が莫大な金のかかる、事故処理が出来るであろうか。
機材の納入企業も支払いがされるか心配であろう。
しかも、まだまだ補償を含め多くの費用が掛かる。
補償を受けられるのはまだ良い方、泣き寝入りの人はその何倍もいる。
原発は国策とされ、更には国が監督もやってきた訳。
本来は国に重い責任が有るのは間違いない。
原子力規制委員会が有っても、他人事で評論家と同じ。
口は出すが、現場で具体的指導する姿が見えない。
役人も議員も責任逃れか、絶対に先頭指揮体制を引かない。
原子力事故処理大臣や原子力事故処理委員会等が有っても良いのではないか。
事故は、一企業の問題でなく、国と国の問題にまで発展する要素さえある。
国は原発再稼働に向けて、自治体と話を進めている。
地元住民からは、事故が起きた時国が責任を持って保証する事を求めているところもある。
しかし、今の姿を見ると国がそのよう行動を起こす事は有り得ない思う。
行動力の無さは、原発に対する信頼を失う一方だろう。
