先日世界不思議発見で、スリランカの特集をやっていた。
スリランカと言えば、インドの隣にある島で、昔はセイロンと言って紅茶が有名で、更にはその後タミル人のとの内戦が終わったばかりの国としか、知識は無かった。
ところが、このスリランカ無くしては日本の自由や発展は無かった事が判った。
戦後日本は分割統治される予定だった。
大ざっぱに言って、東北はソ連、関東・中部はアメリカ、中国・九州はイギリス、四国は中華民国、関西はアメリカと中華民国、東京は4カ国の共同管理の案だったようだ。
実際は北方領土を除く、全土をアメリカが統治する事になった。
この経緯はハッキリしていないようだ。
ところが、当時のセイロンの大臣だったジャヤワルデネ氏(のち大統領)の演説が、日本を救った言われている。
特にソ連の日本に自由を与えるなと提言し、彼は猛反発している。
同じ仏教国として、師の教え「憎しみは憎しみによっては止まず、ただ愛によってのみ止む」と演説し日本に自由を与えよと訴え、その演説が世界に感銘を与えたようだ。
セイロンに対し日本軍は爆撃を加え、多くの被害を与えたにもかかわらず、賠償を放棄している。
しかもこの時、北方領土や南樺太を日本に帰属させないのはおかしいとまで言っている。
更にはインド、パキスタン等の南アジアの国も、日本の自由を与えるべきと話している等、周辺諸国にも根回しした事も伺える。
当時の吉田首相も、ジャヤワルデネ氏を日本を救ってくれた恩人と言っている。
大の親日家で死後も、一つの目を日本人に与えてくれ、角膜は長野県の人に移植されたそうである。
日本を救ったこれらの話は、スリランカの人は教育にも取り入れられ、多くの国民は知っている事だそうだ。
ところが、日本の教育には全くそんな事は入っていない。
戦後世界中から憎悪の目で見られた日本を、小国であるスリランカが救ってくれた事等、全く知らなかった。
もしこの国が、こんな演説をしなかったら、世界に感銘を与えなかったら、日本は分割されたかも知れない。
分割されていれば、朝鮮戦争では日本国内でアメリカとソ連が東北で対峙し、内戦に突入した可能性も否定できない。
やはり戦中戦後の歴史の教育も、今一度見直す必要なのかもしれない。
悪い事も良い事も、何かその時代の事に蓋をしているように思えて仕方ない。
ジャヤワルデネ氏の功績を伝えて行く事も、恩義に対する我々の使命だと思うのだが。、