富士山が正式に世界遺産に登録された。
三保松原はユネスコの諮問機関に除外を勧告されていただけに、ダメだと思っていたが、多くの国からの推薦が有り、世界遺産に組み込まれた。
地域の人たちにとっては、諦めが先に立っていただけに、喜びは一入だろう。
日本人にとって、海と松原越しに見る富士山、本当に良ものだが一部の外国人には、感動を呼ばなかったようだ。
ただ、初めて見た人にはテトラポットが、風景を乱していると感じたのかもしれない。
砂浜の減少を食い止めるためか、波消しの為か判らないが、今後考えて欲しい。
富士山から遠すぎると言われたが、日本人にとっては、距離は関係ない。
二見が浦の夫婦岩の間から、富士山が見えると言う。
これも、富士山と合わせて、信仰の対象となっているのだろう。
遠くからでも富士山が見えると、心がウキウキするのは自分だけでは無いと思う。
高いところに登ると、富士山が見えないか探す。
飛行機に乗っても、富士山を探す。
新幹線に乗っても、ビジネス客で寝ている人を除き、誰もが富士市付近で富士山を食い入るように見続ける。
写真展をやっても必ずと言っていいほど、富士山の写真が有る。
それだけ日本人にとっては切っても切れないものだ。
これが世界に通用するかだったが、世界の人々にも感銘を与えたのは事実である。
世界にも富士山に似た山は幾つも有るようだ。
その上、火山は噴火によって形状が変わる事も有る。
そんな問題点を押しのけ、選ばれた訳だから素直に喜ぶべきかも知れない。
そして、選ばれたからには美しく守る必要もある。
富士山に登るのに、入山料を取るようにしたとか。
頂上は、静岡県でも山梨県の持ち物で無く、8合目以上は浅間神社のものと言う。
今、神社仏閣でも入場料を取って整備する時代。
同様と思えば、取るか取らないか大騒ぎする必要は無いと思うのだが。
美しさを保つためには仕方のない事だ。
