指宿のホテルでのんびりと一夜を過ごし、阿蘇から湯布院へ向かう。
指宿発の快速JR「なのはな号」に乗車、本当はすれ違った特急「指宿のたまて箱」に乗車したかったのだが出発時間の関係上、なのはな号を利用するしか無かった。
なのはな号はその名の通り、菜の花をイメージし黄色い車体のディーゼルカーだ。
中はロングシートとクロスシートが有るが、クロスシートの車両に乗ることが出来た。
先頭車両だったので、運転席後ろから前方の写真を撮っていたら、孫が隣に来た。
すると運転手さんが停車中に運転席の横のドアを開き、運転している状況を見せてくれその上、たまて箱の列車が写ったカードまで貰ったものだから孫は大喜び。
二列シートでゆったりだ。
揺れも無く、昼食を取りながらわずか一時間で到着。
車内でコーヒーを頼んだら、チョコレートまで貰った。
特徴ある列車やサービスで客を迎えるJR九州の心が見える。
美しい外観ながら、内部はコンクリート造り。
残念と言えば、残念だが迫力は有る。
桜も咲き始め、城と重なる風景は何とも言えない。
1時間ほど見学した後、阿蘇山へと向かう。
熊本は小学校3年の時以来だ。
母方の従妹がいるはずだが、母が高校時代に亡くなり音信は不通。
その時に会ったのが最後だ。
荒々しい山並とやわらかな草原、相対する景色を楽しみながら阿蘇パノラマラインを、山頂火口を目指して進む。
前回はロープウェイに乗り、繋ぎの服を着たタクシーの運転手さんに手を引かれて、火口まで行ったのをかすかに記憶している。
今回は頂上まで車で登る。
有料道路入口で喘息や心臓疾患が無いか尋ねられる。
火口は硫化水素が多く命にもかかわると言うので、念入りに確認をされる。
山頂の駐車場は崖の上だ。
しかも中央部はヘリコプターの離発着用である。
ブレキーを掛け損なうとそのまま絶壁から落ちそうな感じ。
さすがに恐ろしいのかバック駐車は無く、停止ラインは有ったが大きく開けている。
火口は緑色の水がたまり、噴煙と言うより水蒸気を盛んにあげている。
訪ねた時間は硫化ガスも多いようで、多くの範囲が立ち入り禁止だった。
見学中ガスが少なくなったのか、一部が解放されるがそれでも十メートル程度だ。
阿蘇の規模の大きさに改めて感心する。
観光客の多くが中国人や韓国人のようだ。
もはや日本人だけでは、観光業は成り立たないのかもしれない。
阿蘇山観光後、九重の山並みを見ながら、湯布院温泉へ。
熊本からの道路の混雑も有り、ホテルに着いたのは6時。
由布岳を目の前にしながら温泉に入り、二日目の疲れを取る。
温泉効果か足の痛みは全く無くなった。

