愛知県沖約80kmで地球深部探査船「ちきゅう」がメタンハイドレートの試掘に成功した。

水深千メートルの海底を更に3百メートル掘り進んだところに存在する、メタンと水が結びつき、氷ついたものである。

地上では日本の技術によりカナダで試掘には成功したものの、海中では世界では初めての試みだと言う。

まだ技術的には難しいようで、成功は10年以上も研究し続けて来た関係者にとって、取りあえずはホッとしたことだろう。

今後は商業生産に向けて、本格的に取り組む必要があるが、技術面、生産コスト面等、大きな課題が残る。


課題がクリア出来れば、日本周辺には100年分のメタンハイドレートが有ると言うから凄い。

更に探査を進めれば、埋蔵量は増える可能性もあるだろう。

一方で、新潟県沖でも石油の探索を4月から行う予定だ。

その面積は山手線の内側の2倍程で、中東の中規模油田に匹敵する可能性もあるとか。


TOMのブログ

鳥島近海では、高品質のレアメタルが見つかり、これも商業採取に向けて研究中である。

更には小笠原海域では金、銀、銅などの有望な鉱床があるようだ。

日本の国土面積は小さいが、海洋面積は世界6位と言う。

ただ、海底と言う難問を抱えており、商業ベースに乗せるのには、多額の費用が掛かり、採算コストに合うかどうかである。


世界の資源が枯渇すれば、自ずと価格は上がり、採算ベースには乗ってくる。

しかし、一方で代用品も開発されて来る。

レアメタルはその最たるものだ。

中国が日本を困らすために、レアアースの輸出規制を行ったところ、レアメタルの回収技術の向上や、代替品を開発した。

元々、中国と言う危険性のある国と取引を行う上のリスク回避で、数年分のレアアースを備蓄したり、使わない方法を研究をしていた成果も有り、影響は予想外の最小限度で済んだ。


一方の中国はレアアースの輸出が止まり、更には価格も低下、海外輸出枠を広げるなど苦悩しているようだが、既に時遅しと言ったところだろう。

中東やロシアが石油や天然ガスで世界を牛耳っていたが、シェールガスやシェールオイルの開発で影響力は低下する可能性も大だ。

こんな事を見ると現在使われている資源が、将来にわたって使われ続けるとも限らない。

人間は、それに代わる新たな方策を見つける。

しかし他国に振り回されないためにも、あらゆる資源の研究調査はしておかなければならない。