昨日のブログで、笹子トンネルの様な構造は恵那山トンネルだけと書いたが、今日の報道では、同様の形式は高速道路で20以上もあると言っている。

しかも送風用の天井を作るのは古い方式とも述べたが、一番新しい第二東名のトンネルにも使用されているとの事。

この方式、今は主に高速道路が発表されているが、一般国道を含めまだまだ数が増えるだろう。


事故の原因、色々言われている。

中日本高速では天井のボルトが抜け落ちたと発表しているが、ボルト自体なのか、ボルトを埋め込んだトンネルの壁自体から壊れたのか、今のところハッキリしない。

いずれにしても、老朽化が根本にあるのは間違いないだろう。

そのうち明らかになるだろう。


高度成長期に作った、構造物の老朽化が最近言われている。

ただ、老朽化とは一概に言えない可能性もある。

当時は建設ラッシュで、期間内に多くの構造物を作ったため、手抜きに近い作業も有っただろう。

建築物の基盤であるコンクリートに混ぜる砂は、川砂が不足し海砂が大量に使われた。


TOMのブログ

洗浄も完全ではなく、砂の塩分は鉄筋を錆びさせ、鉄筋は膨張し爆裂、コンクリートにクラックが入り、そして雨水や酸性雨等が侵入し、更に悪化し躯体まで影響を及ぼしている。

コンクリートの寿命は本来100年有ると言われているので、塩分が大幅に寿命を縮めている訳だ。

他にも現在の中国のように工期を早めるため、無理をした部分や、とりあえず間に合わせ的に作った部分が無いとも言えない。


首都高も、その耐久性が問題になっている。

もはや耐久工事だけでは対応できなく、新たな道路建設が必要のようだ。

新しい道路は景観や等を考え、地下に持っていきたいようだが、深度も深くなり多額の費用もかかるようだ。


一般道は更に厳しい。

予算の関係で改修されない橋は幾つも有る。

そのうちに橋は有りながら、危険で通行できず、大きく迂回しなければならない地域は数多く出てくるだろう。


人口減少や若者の車離れ等、道路を取り巻く状況も厳しくなっている。

加えて財源の不足。

首都高と言ども、道路の必要性を問われるだろう。

そのうち鉄道の廃線ならぬ、道路の廃止が出てくるかも。

国道でも、実際に人が通らなければ、道が無くなっているところもある。

道路行政の大きな見直しも、そろそろ必要になって来るかも知れない。