秋田で日本初のシェールオイルを採取したと、報道された。
この1年間で、エネルギー問題で、著しい発展をしたのかも知れない。
前に期待されるエネルギーとして、アメリカでシェールオイルやガスが生産されている事を書いたが、その時残念ながらそのシェールオイル地層は日本には無いと書いた覚えが有る。
当時色々調べたが、シェール層は日本に無いと書かれており、がっかりしていた。


しかし、最近秋田の地表でシェールオイル層が見つかったと、写真入りで新聞に出ており、今回は更に実際に原油が採取されたとの報道になった。
その層は地下1800mと深いらしく、現在の油田を更に掘り進めて層を探し出したようだ。
そして塩酸などの薬品を入れて、層を溶かし汲み上げたと言う。
この技術は日本が最先端を行っており、アメリカやカナダ等の掘削にも日本の技術が使われている。


TOMのブログ 残念な事に、今回の地層では最大でも日本の1日分の消費量しか無く、秋田県全体でも22日分しか無いそうである。
今回も採算ベースに乗るか、更に調査が必要のようだ。
ただ、ここで見つかったと言う事は、日本全国の地下を調べれば、シェール層は存在するかもしれない。
ましてや、北海道も石油は出ており、その地下も調査すれば、発見出来る可能性もある。


ロシア等も地層が有るそうなので、日本の技術を使えば、大量の原油が産出されるだろう。

既にアメリカのガス価格は9分の1に落ちたそうで、日本への輸出も数年先には行われるようである。
今は中東に頼り、それも世界一高く買っている日本が、価格交渉においてもアメリカ産が入れば、価格交渉で有利になり下がるのは間違いない。
政情不安定な中東に頼る事や、海賊の多い海峡を通過するといった危険性も減る。


その他にも、新潟沖では中東に匹敵する原油の埋蔵量が有るらしく、来年から試掘をするそうである。
更にはメタンハイドレートが日本周辺には有り、既に実用化に向けて愛知沖で試験採掘をしている。
日本海側でも早急に調査するよう、国に対し地方自治体からも要請があったようだ。


良い事ずくめと思うが、そうとも言えない。
公害の問題である。
地層を通して、油分やガスが地下水に混じる可能性も有る。
アメリカでは水道が臭くなったり、ガスが噴出したりしている例も有るようだ。
更には地層を砕くため、地震が起きるとも言われている。
塩酸などの化学薬品を使うための問題も出て来るだろう。


そして、これらの化石燃料が安くなる事により、安易に使用され地球温暖化に繋がる事だ。
日本は京都議定書で、CO2の
大幅な削減を謳っている。
それが原発の稼働停止から、化石燃料に頼り始め、達成が危ぶまれている。
世界第3位の石油消費大国であり、日本が地球に与える影響は大きい。
エネルギー源が色々開発されても、やはり自然なクリーンエネルギーへの移行は進めて欲しいものだ。