昨日、維新の会の公開討論会が行われた。
6時間行われたそうであるが、期待していたものはなにも出なかったというのが率直な感想だ。
マスコミの報道を見ても、同様の事が言われている。
6時間もやっている中で、殆どの人が知り得るのはマスコミ報道の、数分か数十秒に凝縮された部分のみである。
その中で、期待はずれと言うのも酷だが、討論会で意見対立が出てそれをいかに調整するのが、楽しみにしていた。
ところが、討論会の席上問題の提起がなされたのか分らないが、理念の共有が図れ、大筋で合意したという。
7人の国会議員が本当に維新八策に合意したのか、甚だ疑問に感じてしまう。
特に民主党の松野頼久議員は、1TPPに反対する勉強会の副幹事長で有る。
その人が、理念の共有が出来たと言う事は、TPPに賛成する方に回った訳であるが、マスコミも、その辺を討論会後突っ込んで質問もしていないようだ。
松野議員は日本維新の会設立に於いては重要な役割を担っている。
と言うのも、国会議員の中で官房副長官を経験し、国会の運営面では重要な役割を担っている。
人材と言う面でどうしても必要な為に、その辺は曖昧にしているのかもしれない。
松野議員の選挙区を見ても熊本で、名門の国会議員家庭とはいえ農業や漁業人口は多い。
選挙基盤からしても、TPP賛成とは公言できない立場かも知れない。
今後も討論会をやるそうであるが、何か民主党がやった、事業仕訳のようなパフォーマンスの場としか思えない。
しかも不思議なのは、一部では有るが公的立場に有る人たちが、休日でも無いのに一政党の為に来ても良いものか疑問に感じる。
外に対しては切れのある発言をする橋下氏が、内に対して切れが無くなるのが寂しい。
期待を持っているだけに、スカッとしたところが欲しいのだが。