大阪維新の会の国政への進出が決まった。
名称も日本維新の会とか。
しかし、国政政党として先行きはなかなか厳しい。
地域政党としては、橋下氏の独裁とも言える強烈な押しで、荒廃して来た府政、市政を建直しを図りそれなりの成果は上げてきた。
国政に於いてその手腕が発揮できるのか、疑問は残る。
しかも、本人は市長の座に残ったままで、国会の運営は議員に託す訳である。
何か遠隔操縦されたロボットの様な気がする。
当面は政権を取るまでの、国会議員数にはならないと思われるが、勢いから言うとキャスティング・ボートは握りそうだ。
その面から見ると、トップとの意思疎通は密にしなければならない、政党だけは確かなようだ。
次期衆議院選では、どれだけの国会議員を確保できるかである。
維新の会の船中八策を実現するためには、衆参の過半数を占めなければ、思うように事は進まない。
全国で議員を擁立するようであるが、どの程度知名度のある候補者を確保できるかが問題である。
一方で、国会議員の中で維新の会に共感するものを、取り入れようとしている。
だが、どうもその国会議員を見ても、維新八策に全て賛同しているとは思えない議員もいる。
噂に上った安倍元総理の様に、一転して自民党の総裁選挙に出馬しようとする。
現職の党員でありながら、維新の会に合流を企てている者もいる。
その強引さが、お膝元の大阪維新の会の府議に不信感を募らせているようだ。
部下は黙って見ていろと言った、トップ独断の動きが、ほころびの一端でも有る。
独裁のトップに有りがちな、問題点だ。
足元がしっかりしなければ、この先はおぼつかない。
橋下人気だけでは国政は掌れない。
先ずは国政に耐えうる、国会議員の人材が集まるかで有る。
大臣ともなれば官僚より知識を持っていなければ、結局官僚主導になってしまう。
自民党政権時代は、全てを官僚まかせ、官僚天下を作ってしまった。
民主党政権は政治主導を公言したが、官僚からは見捨てられ頓珍漢な大臣が続出してしまった。
尤も、維新の会としては、公約である議員定数半数削減を通すための、議員数を確保すれば良い訳で、制度改革が出来ればその後は少数精鋭でやろうしている訳で、当面は人材でなく人数で良いのかもしれないが。
なにはともあれ、既成政党のだらしなさから、どうしても新党に期待はしてしまうのが本音かもしれない。
