財務省によると、12年度上半期の貿易収支が2.9兆円の赤字になったとの事で有る。
1979年度以降の最大の赤字幅と言う。
原因が欧州危機による中国の輸出減が、日本から中国への輸出にも影響したようだ。
加えて、原発の停止による火力発電の為の原油やLNGの輸入が、大幅に増えた為だと言う。


大量諸費国である日本が原油やLNGを買い続けると、値上がりを招き、更に赤字が増え続けて行くだろう。
加えて日本の企業の海外移転が進んでおり、輸出額も減少の方向にあるだけに、輸入だけが増え続ければ厳しい。
貿易赤字が続けば、日本の国力が低下したと見られ、国債の暴落に繋がるかも知れない。
暴落が起これば、過度の円安に動き、原油やLNGを購入するにも更にコストが掛かるようになる。


そうなれば、国民の生活も一変して来るかも知れない。
石油は光熱だけでなく原材料でも有る。
価格上昇はあらゆる生活物資の価格を上げ、デフレからインフレに変わTOMのブログ るだろう。
ところが、企業の業績が上がる訳では無く、給与の上がる見込みは無い。
下手をするとスタグフレーションによる大不況時代を迎えるかも知れない。



日本の企業は、現状を見ても分るよう、海外企業に競争で負け続けている。
韓国に負け、今後は何もしなければ中国にも負けてしまうだろう。
日本では大企業でも、海外メーカーの下請で細々と生計を立てる、企業に変わるかもしれない。
本当に生き残れるのは、独自の技術ある企業だけだろう。
それと、海外に展開出来る大企業だけだと思う。


日本は輸出立国で有りながら、国内には諸外国に比べ制約が多すぎる。
TPPに対しても反対が多い。
その間にも他の国は、関税の障壁を取り除き、輸出を拡大し日本の立場は益々悪くなる。
二流国になった日本を世界が相手にしなくなる日が、直ぐ来るのかも知れない。