土用の丑の日を前にして、今年はウナギが大幅に値上がりしていると言う。
今までもウナギの値段は、目が飛び出るほど高かったが、更に上積みされた。
うな重では昨年の2500円から3000円が、4000円位しているようだ。
天然物になれば、もう幾らするか分らない。


家庭で食べようと思っても、スーパーの中国産でさえ1500円程度。
昨年の1.5倍から2倍ほどする。
中国産は、薬漬け養殖のイメージが有って、どうも買う気がしない。
何時も残留薬物が問題になるが、品不足の時こそ検査も疎かになり、危険性が増す気がする。
日本産でも関東や東北産はセシウム汚染も心配だ。
高騰している折、検査等出来ないだろう。
万が一含まれたとしても、影響のありそうな子供達に、こんな高価なものは食べさせないし、大量に食べる訳でもないし、大して問題にはならないかも。


このウナギ、完全養殖が難しいらしい。
産卵場所こそ、昔からマリアナ海溝付近とは想定はされていたが、近年やっと卵や孵化後のレプトケファルスが発見され、確証が得られたばか
りだ。
日本では水産総合研究センターが、昨年だったか卵からの完全養殖を達成したそうで、今後の早い完全養殖の確立が待ち遠しい。
ウナギは世界中で食べられるようで、世界的にも生息数も減りつつあるようだ。
ヨーロッパウナギは、取引が規制されれていると言う。
種類はアメリカやアフリカ、オーストラリア等色々有りそうで、今後我々が食べている日本ウナギに変わり、アメリカやアフリカから大量に輸
入される日も間近であろう。


ウナギは、子供のころはぬるぬるして気持が悪く、食べたいとも思わなかったものだ。
捕まえても父親だけが喜んで、さばいて食べていた。
上京して賄い付きの家に下宿した時、下宿先がお金持ちの家だった為、高級な食事が出され、うな丼も良く出た。
それも霞ヶ浦産の高級ウナギだと言われたものだ。
いやいや食べていたが、その内に大好きになってしまった。


大量のシラスウナギを捕まえ養殖し、食べてしまえば、親となりマリアナ海溝に戻る事も出来ず、産卵出来るウナギはいなくなるだろう。
昔、鮭は高級魚で有ったが孵化させ放流し、その後、数も増え今は庶民の味になった。
養殖は出来ても、孵化や放流が出来ないウナギ、食卓どころか絶滅危惧種になる心配さえある。
こんなウナギ、何時まで食べ続けられるのだろうか。


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鳥羽湾