1週間前位から、ヤフーの子会社であるファーストサーバーの、データー喪失が問題になっている。
企業としてはデーターをどう管理するのか何時も問題になる。
ハードディスクの毀損や誤ってのデーター書き換え、更には火災やスプリンクラーの誤動作による水濡れ等リスクは大きい。
他のサーバーや別の媒体で保管する方法も考える。
我社でも昔は水濡れを防ぐため、コンピューター室内はハロゲンガスの消火方法を取り入れたり、データーは磁気媒体に取り、別建物に保管する事を義務づけていた。
しかし最近は、ネットを通じ社外にサーバーを置いたり、データーを簡単に保管する事が出来るようになった。
リスク分散としては最大の効果が有る上、手軽だ。
その上、サーバーも社外で管理出来れば、非生産性部門の効率化を図る事も出来る。
ところが安心しきって預けていた、そのデーターが完全に消えたり、社内のシステムの全てが止まってしまった。
データーは社内に保管してあればまだ良いが、無いとなれば、今は地獄状態に陥っているだろう。
自分も今回消えたと問題になっている、サイボウズのメールやスケジュール管理を使っていた。
会議や、来客訪問スケジュール、更新期限等重要項目は全て入っており、それによって毎日毎時間動いていた。
メールアドレス、電話番号、担当者など関係先のデーターが全て入っている訳である。
それが消えたとなると、考えるだけでも空恐ろしい。
消えたデーターの重要さ如何によっては、会社倒産の危機まで有る。
しかも、データーが消えたからと言って、補償が完全にされるようでは無い。
保険に入っていれば何とかなると思うが、それでも全てを補償するとは限ら無いだろう。
残った書類から、データーを作り直すため、膨大な時間と費用も掛かるだろう。
昔、時々思っていた事だが、銀行の預金のデーターが消え去る事が無いのだろうかと。
多分数か所に分けてデーターは保管してあるのだろうが、データーは常に同期を取らせているはずである。
そして何処かのでデスクでエラーが起き、メンテナンスをするため消去をした時、全てのサーバーが同じ状態になると言う事。
どうも今回はそれに似た事が起こったようである。
コンピューターは人間の作ったプログラムで動く。
人間は間違を犯すのが常である。
常にどう防ぐが考えながらも、とんでもないところでミスが起きる。
今回も常識的には分っていた事だが、つい確認を怠ったために起きたものと思う。
しかし、その結果はサーバー会社にとっても、利用会社にとっても余りにも大きすぎた。