明日、消費税増税法案の採決が行われる予定だ。
増税だけが注目されるが、本来は社会保障の充実に使う予定だった。
しかし、いつのまにか自民党に押し切られ社会保障は棚上げされ、実質は消費税アップだけが先行される訳だ。
棚上げにしただけとは言うが、結局はうやむやになってしまった感が有る。


自公にとっては大喜びだ。
一番嫌な増税を民主党がやってくれ、実施できる時期にはタナボタ式に政権が取れる訳である。
ましてや、自公は社会保障の充実には反対している訳で有るので、政権獲得後は何に使われるか分らない。
又箱モノや天下り先の外郭団体の充実、自分達の支援組織の要望に応じた予算に使われるのかも知れない。
参議院のねじれから法案を通すため、なりふり構わず自公に迎合した結果だ。


危険と感じる事まで、法案を通す為には平気でやってしまう。
原子力基本法で目的に「我が国の安全保障に資する」と入れたが、これは自民党の要請と言う。
取りようによっては、なし崩し的に核開発の可能性も否定できない。
核保有国以外で、ウランの濃縮を認められているのは日本だけと言う。
それだけに、疑いをもたれないようしなければならないのに、すんなりと言いなりになってしまった。
あえて入れる文言でも無く、自民の意図的な考えに思えて仕方ない。


ある世論調査によると、自民党の支持率が民主党の支持率の倍を超えたと言う。
自民党が良いと言うよりは、民主党が嫌だと言う事だろう。
次回の選挙では間違いなく自民党は第一党となり、衆参とも自公連立で過半数を占め自由に法案を通す事が出来るようになる。
これも政権交代を望む、国民の意向だから認めざるを得ない。


消費税増税法案成立後は、当然解散の問題が浮上する。
ところが、今の一票の格差の違憲状態のままで解散が出来るのか。
決める事の後先が間違っているようで仕方ない。
最終的に民主党は増税を決めただけで、何も決められなかった政党であったとしか言えないと思う。
やはり主義主張の違う人間が集り、選挙目当ての党は最悪になるのは間違いない事が分った。

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