サリン事件の高橋克也容疑者が逮捕された。
菊地容疑者の逮捕から半月余り、これでオウムの指名手配犯は全て逮捕された。
17年前から毎年のようにテレビの公開捜査や、海外の霊能者が透視して離島だとか海外にいるとか、もう死んでしまったとか色々言われた。
捕まえてみると、大都会でそれも堂々と生活していた訳だ。


高橋容疑者に至っては、直前の捜査から逃げ出し、10日以上も行方をくらまし、大捜査となってしまった。
捕まった場所はなんと川崎からひと駅先の蒲田駅前で有った。
その間何処で暮らしていたのか分らないが、10日余りとは言え近辺で良く逃げ切れたものだと感心する。


漫画喫茶の店員が連絡したとの話だが、その前に似た人がいるとの情報が警察には有ったと言う。
そうだとすれば、色々な人が関心を持って他人を見ていた訳で、やはり眼力はすごいと思う。
捕まった時の格好は、口髭を生やし指名手配の写真より、幾分か穏やかな一般人の様にテレビから見る限り自分には見えた。
似ているかなと思っても、自分が警察官であれば確証を持って、質問は出来なかったかも知れない。


しかし都会と言うのは闇も多く、逃げるのには好都合な場所なのかも知れない。
まだまだ、他の指名手配犯は数多くおり、この闇に隠れ逃げ込んでいるのだろう。
悪い事をしていなくても、何らかの理由で逃げ出す必要が有る人にとっても、都会は好都合の場所でも有る。


警察庁の発表によると、日本ではここ5年を見ても、行方不明者が例年8万人以上もいる。
毎年小さな市ひとつ分の人口が、行方不明になっている訳だ。
5年で見れば40万人以上、県庁所在地と同じ規模の人間が何処に行ったのか、分らなくなっている訳である。
日本は書類国家ともいえる位、色々な場所で身分確認の書類が必要でありながら、こんなに出ているとは不思議なものである。


ひょっとしたら、今回の二人のように他人になり済ましている可能性も有る。
しかし二人とも、最終的には人の目からは逃れなかった訳である。
監視カメラの威力も凄かったが、それ以上に眼力の凄さには驚かされた。


TOMのブログ
ノイバラ