シリアが内戦状態と国連次長が見解を出したそうだ。
シリアと言っても馴染みは余り無く、いつもイスラエルとごたごたしている国としてのイメージしか無い。
ただ隣のレバノンに介入し、その影響力を強め、イランと関係の深い国でも有り、イランと同様紛争の火種を抱えた国とも言える。
国内は政権を持つ少数のアラウィー派のアサド大統領がスンニ派やムスリ同胞団と対立し、内戦状態になっている。
ところがどうも国を二分と言うより、国土のほとんどは反政府派が制覇しているらしい。
アサド大統領の政権派は奪回すべく、政府軍とその支持派民兵を動員しながら虐殺を繰り広げ、戦闘を展開しているようである
それに対し、国連は停戦を呼びかけたが、守られず国連監視団も武力を持てず、虐殺の事実をメディアを通じて伝えているに過ぎない。
国連も手を打ちたいようだが、常任理事国のロシアや中国が政権を支持し、対応が難しいようだ。
最近の報道によると、ロシアは政府軍にヘリコプターや武器を供給し、そのヘリコプターから弾圧を続けているらしい。
一方の反政府側は自動小銃を近隣のアラブ諸国や、武器市場から購入するしか無く、肥料を原料にして爆薬を作っていると言う。
西欧諸国に武器の提供を望んでいるが、西欧諸国は支援を拒否しているらしい。
これはどうも裏にアルカイダーが絡んでいるからとも言われている。
そのアルカイダーが公然と反政府を支援すると言いだしたようだ。
こうなると、更に泥沼化し西欧諸国は尚更の事、支援はし辛くなるのは目に見えている。
一部の国では反政府の政権を樹立させ、その政権を認めようとする動きも有ると聞く。
反政府の政権が樹立、アルカイダーがシリアを牛耳った時、問題は複雑になる一方だ。
反政府派のロシアや中国に対する反感は強い。
しかし、同時に国連や西欧諸国に対しても、何もして呉れないと言う怒りも強い。
日本のテレビが反政府勢力にインタビューした時、中国人だと思われたのか、中国人だったら首を掻っ切てやろうと思ったと言ったのには驚いた。
中国やロシアは利権を西欧諸国に取られるのが怖いのか、政権側を支援し続けている。
ましてや平和を監視する立場のロシアの様な常任理事国で、武器を支援しないと決めながら供給し続ける。
中国も国連で決議で北朝鮮に輸出を規制しているが、ミサイル運搬トラックのような軍事品を輸出する。
決めている当の本人達が、平気で嘘をつく。
それが前から分っていながら、国連に提起も出来ず黙り込みを決めている日本やアメリカ。
国連は大国のエゴだけがまかり通る、意味の無いものなのか。
