菊地直子容疑者のその後が少しずつ分って来た。
公開された写真を見て驚いた。
手配写真とは全くの別人である。
警察に似ている人がいると通報が有ったとの事だが、情報提供者の洞察力には感心する。


人の顔や名前を覚えきれない自分としては、羨ましい限りである。
ただ今回も警察の対応に問題があったようだ。
似ている人がいると地元警察に昨年届けたら、警察から証拠は有りますかとか色々言われ、相手にしてくれなかったそうだ。
本人は地元警察に不信を持ち、結局警視庁に情報を伝えたと言っているらしい。


賞金がかさ上げされ昨年末1000万円となったそうだが、情報が生かされれば逮捕も早く、懸賞金に使われる税金も少なく済み、更にはもう一人の指名手配の高橋克也容疑者の逮捕にまで至ったかも知れない。

昨年の平田信被告の逮捕の際も、自首してきた際、警察官が相手にせず取り逃がすミスが有った。
別の警察に出頭し、身柄を確保できたものの大問題になった。


警視庁が事実関係を調査するよう指示を出していると言うが、今のところそのような事は無かったとか言っている。
ただ、情報を提供した本人の言う事だし、情報によって実際に逮捕されている事実が有るし、情報提供者の言う事には間違いは無いだろう。
場所が相模原と言う事は、神奈川県警の管轄地で、残念ながら何時も問題を起す警察でも有る。


人間と言うのは不思議なもので、平田被告にしろ菊地容疑者にしろ、愛と言う言葉が後ろに見え隠れするような気がする。
男と女の違いはあっても、それぞれ相手方が犯人と知りながら隠避して来た。
その愛情は、普通の人以上のものを持っているような気がしてならない。


普通なら自分が犯罪に関わる事なので、逃げ出すか自首を促すところだろうが、一途な愛は間違った事も正当化させるのかも知れない。

この一途なところが、オウム真理教や麻原死刑囚を信じ込む要因なのか。
だが、殺人や傷害事件に加担して来た責任は重い。


逃亡して17年にもなり、捜査を担当してきたベテラン警察官も少なくなっているだろう。
その中で、供述の整合性を検証する訳でも有るし、受刑囚からも確認する訳でも有り、事件の解明には更に長い月日が掛かるかもしれない。
サリン製造に関わったとされる、菊地容疑者の供述は重大な意味が有ると思う。
一日も早い全容解明が望まれるものだ。


TOMのブログ