我が家からさほど遠くないところに評判の肉屋がある。
先日久しぶりに肉が食べたくなり、近所まで行ったついでに肉屋を思い出し、連れて行ってもらった。
付近には全く商店は無く、それも私道を入って行くため、初めての人には店が有るとは全く分らない。
肉屋の正面の駐車場は5台止められる程度か。
自分の行ったのは昼だったが、夕方行くと大変らしい。
駐車場の順番待ちは通常らしい。
店舗は見た感じ大きく、どんな肉が有るか楽しみに中に入ったら、なんとショーケースは1間も無い。
3段くらいの中に牛、豚、鳥肉が数種類あるだけだ。
にも関わらず、店員は5人ほど居る。
そして、不思議な事に丸椅子が10個くらい一列に並んでいる。
ともかくビフテキが食べたかったが、ケースにはビフテキ用の肉は無い。
壁に常陸牛100g1000円と書かれた紙が有るだけだ。
ビフテキ用を300gと100g500円のすき焼き用の肉を800g買ってきた。
800gと言っても知人に店に寄る機会が有ったら、買ってこいと頼まれていたものだ。
通常は10人ほどが待っており、注文して番号札を貰って待つらしい。
丸椅子はそのためだと言う事が分った。
噂に違わず肉は旨い。
知人からもやっぱり美味しいと連絡が有った。
もっとも旨くなければ、田舎まで買いに来る人もいないだろう。
ところが、一つ不思議な事が有る。
通常表示されている、個体識別番号が全く表示されていない。
牧場を持っている肉屋と言っても、この識別番号は必要だと思うが。
スーパーでも番号は付いている。
この個体識別番号というのは本当に安心感を与えるものである。
インターネットで、番号からその牛の生産者氏名や牧場、解体場まで流通経路が分る。
放射能汚染の問題が有り、事故後牛肉を買った時一度見て面白いと思った。
なぜか牛と言うのは複雑な流通経路をたどっている。
見た事の無い方は是非一度見ると良い。
今はセシウムもあまり気にし無くなり、識別番号の無かった事も余り気にはしなかったが、どんな経路をたどった牛か知りたかったのは事実である。
