原発事故の国会事故調査委員会が開催され、政府関係たちの聞き取りが始まった。
事故調の目的は、事故の原因やその後の手順に間違いが無かったか検証する事で有る。
検証の上、改善を促し再発を防止するためのものと思う。
ところがその事故調に
国会による東京電力福島原子力発電所事故調査委員会
政府による福島原発事故調査委員会
民間による福島原発事故独立検証委員会
更に加えて
東京電力
原子力安全保安院によるものがある
何のためにこんなに有るのだろうか。
もしこの事故調の結果が異なった場合、何が正しく何が間違っているのか分らなくなるのではないか。
そもそも、事故調査には利害関係者を除いた第三者による組織でならないと思う。
虚偽の回答には罰則規定まで設けるなど、絶対的権限を持たせる必要が有ると考える。
ところが、民間を除き関係者が主体となっていると思っても仕方ない様な組織だ。
民間は権限が無く、多分限られた枠内でしか調査は出来ないであろう。
今回の聞き取りも、一年以上経過し記憶も定かで無くなっているかも知れない。
しかも、議事録が残っていないと言う失態も有った。
言ったとか、言わないとか、そういう意味では無いとか、今さら何を言っても真実性は薄れてしまう。
やりとりされているのは、事故後の対応ばかりである。
果たしそれだけで良いのだろうか。
福島原発の導入背景や設計思想、運用開始後の地震や津波対策の質疑、事故に対する対応策等、事故前、事故後のありとあらゆる面から検証しなければならない。
その為には、人員を集中しなければならないのに、事故調がこんなに幾つも有ると遅々として調査は進まないだろう。
まさか事故調の検証を別の事故調で確認するために、幾つも作ったのでは無いとは思うが。
利害関係者が絡むと、事故調も正しいと言えなくなる。
フランスでデモフライトをしていた、エアバスが観客の前で墜落した事が有る。
その時、事故調がフライトレコーダーをすり替えたと言う噂が有るようだ。
当時、政府としてはエアバスを売り込むため、事故を機長のミスにするように仕組んだとか言う話だ。
真実は分らないが、利害者が絡む事故調では必ずや、圧力などの噂が出て来る。
福島原発も津波のせいとだけと言うが懐疑的でも有る。
これらの真実が明かされ、稼働させるにしろ、しないにしろ、原発が残っている以上安全性を向上させなければならない。
